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近い将来「夕立ち」って言葉は下ネタになっているかもしれない

ここ連日、決まって夕方前になると「ゲリラ豪雨」となる・・・、
遠い昔は「夕立」と言っていた筈だが・・・、

自分の好きな歌に井上陽水の「夕立」がある、
今でも雨が降り出すと、この曲が毎度脳内をリフレインする・・・、

・・・が、これは「夕立」の歌だ、決して「ゲリラ豪雨」などというタイトルではない

40年以上前の1974年にリリースされたこの曲の歌い出しは
「夕立 そこまで来ている 雷ゴロゴロ ピカピカ 情け容赦ないみたいだ~誰もが一目散へとどこかへ走る カエルはうれしなきをしてる・・・
歌詞タイムはこちら→ http://www.kasi-time.com/item-12434.html

そもそも「ゲリラ豪雨」とは2006年頃から使われはじめ、2008年の「新語・流行語大賞」にノミネートされたことで、認知されるようになったという、

「ゲリラ」という言葉を辞書で調べると、「スペイン語で、小戦争の意。敵の後方や敵中を奇襲して混乱させる小部隊」とある・・・、とすれば直訳すると「小戦争豪雨」となる・・・、

さらに「ゲリラ豪雨」や「夕立」という言葉は、気象庁の用語ではないとのこと、ゲリラ豪雨のことを、気象庁では「局地的豪雨」や「局地的な大雨」「集中豪雨」などと表現し夕立ちは、「夕方に雨」と表現するんだと・・、

「ゲリラ豪雨」も「夕立」も発生するシステム自体は同じ、では違いは何かというと「経過時間と雨量」である。

夕立ちは数10分でやみ、雨量も50mm以下、ゲリラ豪雨は局所的に数時間降雨があり雨量も50mm以上・・、

ということは、もう「夕立」という現象は、ここしばらく起きていないのでは・・・、そして、これから先も起きることなく・・・、この風情ある、夏の季語とも言える言葉自体もなくなってしまうのではないのか!?

あと数年もしたら「夕立」なんて、セクハラ用語と間違えられて・・・、
「いや~、今日は久々の夕立ちだったよね~すごい激しかった~・・・」
なんて、発言しようものなら・・・股間に視線を感じて・・・、
「バカじゃないの!死ねばいいのに!」
と私の大好物の罵詈雑言を受けながら、哀れなものを蔑むような目でみられる日がくるのでしょうか・・・、

まぁ、小生は20年以上前から「朝◯ち」という現象がなくなったことをひどく悲しんでおりましたので・・・、くわえて「夕立ち」という現象すらもなくなってしまうのではないかとドナドナされる子牛のように震えています・・、

井上陽水「夕立」↓

https://www.youtube.com/watch?v=M_4iuyLAyhk

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