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結婚式・衣装室でやることリスト

この度はご結婚おめでとうございます。

挙式会場選びお疲れ様でした。プランナーさんに「次回の打ち合わせまでに衣装を決めてきてくださいね」なんて言われたのではないでしょうか。

私は元々ドレスショップで働いていたので結婚式の準備を始めたばかりの新郎新婦様とお話をすることが多かったです。そして当日までお付き合いさせて頂くお仕事でした。

教会や披露宴会場のイメージ写真をネットやパンフレットで見ながら当日を想像して衣装を決めていく。とっても楽しみですが難しいことです。

大体の方が6ヶ月前くらいから衣装室で試着を開始されます。リゾート婚の方などは2〜3ヶ月前から開始されていた印象です。一度の試着で決定する方もいれば何度も足を運ばれる方もいらっしゃいます。

そもそも衣装室は何を決める場所なのかというと「新郎・新婦・列席」の衣装を決める場所です。そして、意外なのがプランナーさんよりも打ち合わせ回数が多くなる方が多い場所です。回数は人により様々ですので一概には言えませんが、衣装決定までに何回通うかで個人差があります。

最近ではカジュアルな結婚式も増えてきているので、様々な服装でので参列が許容されてきていますが、スタンダードに考えた場合に必要な準備をリスト化します。

①新婦のドレス これは言わずもがなですが、ドレスショップに入るとまず目に入るのが煌びやかなウェディングドレス達。普段の洋服を買いに行く時とは違った特別な空間に感じませんか。ここで当日私たちが着るドレスを選ぶのです。何だかワクワクしてきますね。選び方などは別のお話で詳しく書いていきたいと思います。

②新郎のタキシード こちらも必須ですね。タキシードはドレスと比べるとコーナーが小さく作られていることが多いですがご安心ください。しっかりカウンセリングをした上でドレスに合った一着をスタイリストが見立ててくれます。こちらも別のお話で詳しく書かせていただきます。

③列席衣装 ここが実はとても大切な部分です。当日新郎新婦様には、美容さんとアテンドさんが一日付いてくれるので安心ですが、ご列席の方々はどうでしょうか。お父様は慣れないモーニングの着方がわかるでしょうか。お母様は留袖の着付けに必要な一式を忘れ物なく用意できるでしょうか。結婚式は新郎新婦お二人にとってはもちろん、ご両親親戚の方にとっても大切な日です。ましてご両親は皆様の前で挨拶がありますので第二の主役と言っても過言ではありません。結婚式の1〜3ヶ月前までには列席者の中に、衣装レンタルが必要な方がいるかをチェック必要があれば手配しましょう。

基本的には「父親・モーニング」「母親・黒留袖orゲストドレス」「親戚の小さなお子様・子供用タキシードorドレス」「兄弟・ブラックスーツまたはダークスーツ」「姉妹・ゲストドレスor未婚女性は振袖、既婚女性は色留袖」「おじ、従兄弟・ブラックスーツまたはダークスーツ」「おば、従姉妹・ゲストドレスor未婚女性は振袖、既婚女性は黒留袖」で用意される方が多いです。価格帯はどの衣装室もさほど差はない印象ですが、セットになっている小物が違ってくるのでホテルの着付け美容がある場合は何が必要か確認してから、自前で用意するもの有無、全てお任せできるのかなど確認をした方が良いでしょう。

ここで余談ですが、結婚式当日に多い忘れ物はご存知ですか?それはお父様のご購入品です。Yシャツとカフス、アームバンドが一般的にセットで販売されていることが多いのですが、こちらを会場に置き忘れてしまう方が多いので頭の隅っこに覚えておいて頂けると幸いです。お忘れ物はメモ用紙一枚でもスタッフは勝手に破棄しません。大切な晴れの日のアイテムは後々見たときに幸せな時間を思い出させてくれるものなので、是非大切にとっておいて下さい。

次回はいよいよ「①新婦のドレス」の選び方の基本をお話できればと思います。

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