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おかえりモネが濃ゆい

今週の『おかえりモネ』は濃ゆかった。

旦那が録画してくれているので毎日晩のご飯を食べたら朝ドラを2人で夜に観るのが日課になってきている。

キャリコン目線で、コーチ目線で観ると、とっても興味深い。
それは、脚本家が本当に伝えたいことが、『心の成長』だと感じるからだ。

今週は、モネと菅波先生の2人の絶望を味わった心の傷が回復し、共通のものでつながった感じがした。

一緒懸命な気持ちがあるのに、それだけではダメなんだ!とか

誰かのために、と言っても結局自分の存在意義を確かめたいということが無意識の心の根底にある、とか

期待されることの怖さとか

役立ちたい気持ちはあるけど、それをどうやって実現していけば良いかわからず悶々とす葛藤とか

消しされない痛みとか

誰もが普段表に見せない、見せられない、見えないものにフォーカスして作られているように感じる。

深読みし過ぎ?笑

『音楽って、役に立たないものだと思っていたのに、こんなに背中を押してくれるものなんですね。。。』

と言う百音。
彼女の過去の人生のストーリーが書き変わった瞬間があった。


音、と言うものも目に見えないものだ。

人生は思い通りにならないけれど、思いもよらぬ嬉しいどんでん返しもやってくるものだ。
それは生きていればこそ。

バックに流れる波の音が心地よかった。

徐々に移ろう心理描写が面白くて
様々な人の痛みが、人の温かさで癒やされていく様がとても沁みる。

#俺たちの菅波

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