臆病なわたしたち。

うちのチュリは、とっても臆病だ。
食べ物とか、おもちゃとか、はじめて見せる時はたいがい怖がって逃げてしまう。

このぬいぐるみもそうだった。
はじめて見せた時は、怖がって逃げ回っていた。
しかし何度も見せていたら、少しずつ近づいてくるようになって、今では大好きになってしまった。姿を見せると大興奮で、見つめる眼差しは怖いくらい。遊び相手にいいかなと思ってプレゼントしたんだけれど、これでは発情してしまう…そんな訳で、かわいそうだけれど、今は特別な時にだけ見せてあげるようにしている。

私もチュリと同じで、初めての事には臆病になってしまうタイプ。
遊びだったら良いけれど、仕事となるとプレッシャーを感じて弱気になってしまう。

最近、今までやったことがない新しい仕事をいただいた。本当に感謝だと思ってはいるけれど、ストレスも大きくて、イライラしたり、ドキドキしたりしている。なんで怖がってるんだろう、もっと大胆でいられたらいいのに、と自分が情けなくなってくる。

でも、チュリは、たしかに臆病だけれども、ずっと怖がってるわけでは無い。大胆に立ち向かってはいかないけれど、怖がりながらも少しずつ近づいて、最後には怖いものをちゃんと克服していっている。

はじめに怖がったり、臆病になることは、大したことじゃないのかも。
そこで終わらせないで、そこからどうしていくかが、もっと大事なんだよね。はじめから一発大勝利しなくても、小さな勝利を積み重ねていく勝ち方もある。

あんまりクヨクヨしたり、心配するのはもうやめよう。
目的さえ見失わなければ、明日は今日よりも、きっと前に進めているはず。