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インコのうんちに教えてもらったこと。

私がいつも不思議に思っていることがある。
どうしてインコのうんちは、きれいにとぐろを巻くんだろう。お尻の穴から出てくるときはまっすぐ出てくるのに、落ちた時には丸いとぐろを巻いたうんちになっている。どうやってくるくる丸くなるんだろう。誰かこの秘密を知っていたら教えてください。

セキセイインコのうんちは、とてもよくできていると思う。
放鳥していると、色んなところに落とし物をしてくれるけれど、綺麗に丸くまとまってくれているので、とても掃除が楽。さらに、粟やひえを食べているから臭くない。とても優秀なうんちなのだ。

いつもは綺麗にまとまっているチュリのうんちだが、9月頃、しばらく水っぽい日が続いた時があった。元気そうに見えるけれども、体重も少し落ちている。

チュリのお医者さんにうんちを診てもらったら、気圧の影響かもしれないとのことだった。その頃は、台風が多く発生し、気圧の変動が大きな頃だった。

様子見で大丈夫とのことだったので、ほっと一安心。それから数日経ったら、いつも通りのうんちに戻った。

気圧や気候の変化なんて、人間は気づかないで過ぎてしまうことも多いけれど、動物たちは敏感で体調を崩すケースも多いらしい。
「医者もできることは限られている。自然の前ではどうしようもない。」
先生は、そんなふうに話していた。

自然はものすごい力を持っている。
人間はそのことを普段すっかり忘れてしまって、人間の力で治められない事が無いかのように勘違いして生きている。しかし、動物も人間も、自然のごく一部。大きな自然の中に生きる場所を与えられているから、存在できているのだ。

チュリのうんちから、鈍感になってしまっていた自然の存在に気づかせてもらった。

こういう気づきもチュリと一緒にいなければ得られないもの。
人間以外の生き物と触れ合う事って、自然と遠くなってしまった現代の人間にとって、けっこう大事な事なんじゃないかと思う。

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