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もっとたいせつなこと 2021.4.4

RICHVOHさんに撮影していただいた
チュリ3歳バースディフォト。

仕上げが終わって、納品していただきました!

2年前にとっていただいた頃に比べて
表情もしっかりしていて、
大人になったんだなあとしみじみ。

飛んでいる姿やわたしの頭に乗ったチュリなど、どれもこれも素晴らしい。

RICHVOHさんには感謝しかありません。
素敵な写真をありがとうございました。


撮っていただいた写真の中で、
はじめ見た時にちょっと複雑な思いになった
1枚がありました。

2年前にRICHさんに撮ってもらった写真を
私が持っていて、
その写真をチュリが覗き込んでいる一枚です。

画像1

どうして複雑な思いになったかと言うと、
写真を持っている「私の指」が原因です。

私の右手の親指は「まむし指」です。

「まむし指」は1万人に1人と言われていて、
珍しいので聞いたことがないという方も
多いと思います。

「まむし指」というのは、
親指の第一関節から先が極端に短い指で、
別名「短指症」とも言われています。
「症」といっても病気ではありません。

見た目が普通の親指と違うので、
私は子どもの頃からずっと、
この指をコンプレックスに思っていました。


数人で輪になって両手をぐ―にして
「いっせーの」で親指2本だけ立てて
遊ぶゲームがありますよね。
あれをする時が、本当に苦痛でした。

私は右手だけがまむし指なので、
右手と左手で指の形が違うのを
友だちに気づかれるのが
嫌でたまりませんでした。

大人になった今でも、
無意識に右手の親指を握って
隠している時があります。


そんな自分の親指がはっきり写っている写真。
「どうして左手で持たなかったんだろうな」と
後悔しました。


でもこの写真をずっと見ていたら、
指の形なんて大したことじゃないなと思えてきました。

長く悩んでいたことなのに、
こんな思いになったのが自分でも不思議です。


たぶん..
いい写真を撮っていただいたので、

その嬉しさのほうがずっと大きくて
小さなことが気にならなくなったんだと思います。


人は自分の容姿、性格、境遇など
多くの事に悩み生きています。

一つの悩みが解決できても、
また次、また次と、本当に悩みが絶えません。

でも、もっと大きな大切なことが見えた時に、
その問題が小さなことに思えてくる。
そういうことって多いのかもしれません。


これから何か悩みが出てきた時、
「もっと大切なことがあるだろ、自分」
と思えるように、

この写真を見えるところに
貼っておこうと思います。


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