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中国の雑誌コラム「读者」との出会いと、読んでみて感じたことなどをシェア

读者(ドゥジャ)を知ったきっかけは、翻訳者である嫁氏が毎日読んでいたのがきっかけ。

ドゥジャを簡単に紹介すると、

  • 40年近く前に中国で発刊されたコラム雑誌

  • 1冊約70ページあり、1話が1〜2ページの短編で展開

  • テーマは「道徳、文化、人間関係、スポーツ、芸術など」幅広

  • 日本の「東野圭吾や松下幸之助」「各発明」に関することもあり

僕は正直、大量の中国語を見ると頭がクラクラしてしまうタイプ。
行間もなく、ページいっぱいに詰まっている中国語。
読むのが超苦手。
というか嫌い。

しかし、
過去にHSK6級を受ける機会があったので、読解力をあげる必要が出てきた。

読解力を上げるため、ドゥジャを読む前は、中国のニュースを少しでも見て勉強していた。

「中国のニュース」は、最高の学習教材だと思うけど、うまいように継続はできなかったかな。

※無料で使える中国ニュースアプリは、チュウコツで紹介してます。

「中国のニュース」は、スマホアプリを使っていたので、途中でスマホをイジイジし出してしまうのだ。
コレだと当然うまくいかない。

読解力を上げるには、読むしかない。
読みまくるしかないのだ。

そんな時に出会ったのがこのドゥジャ。

嫁氏が家でよく読んでいたので、こんなことを聞いたのを覚えている。
(ちなみに嫁氏は関西人)

僕氏「それ楽しい?」
嫁氏「おもんないのもあるで。けどまぁ楽しいで、たまに日本のテーマもあるしな」

僕氏「コレ全部内容わかんの?」
嫁氏「全部なんてわかるわけないやん」

僕氏「なんか難しい固有名詞多くない?」
嫁氏「そんなん、ABCとかで適当にショートカットやで」

そのとき僕は、
「え!なにこの人!?」「こんな難しそうな中国雑誌をめっちゃライトに使ってる!」「かっこいい!!」
と思い、ビビっときました。

「ぼ、僕にも一冊貸して」

そこからが僕とドゥジャのはじまり。

最初の方は、やはり大量の中国語を見るのがしんどかった。

そんなカンタンに読解力が上がるような魔法はどこにもない。

ドゥジャを読むにあたり、僕なりのルールを作った。

  • 1日1話だけにする

  • コレ無理ってテーマは飛ばす

  • 辞書で細かく調べない

  • 速読・黙読中心にする

目的は、「大量の中国語を読むことに慣れる」こととし、ハードルを下げまくったのだ。

目で追い黙読。

絶妙にわからない単語があっても、辞書で調べず脈略から判断。

「コレは超キーだな」というのは、さすがに調べたりしたけど、他はスルー。

そんなんを続けていくと、中国語を読むということが苦にならなくなっていった。

雑な言い方をすると「数で慣らした」って感じ。

それと、ドゥジャは、意外とおもしろい話が多い。

例えば、ホテルなど建物にある「非常階段マーク」の話し。

コレは世界共通で使われてるんだけど、日本が提案して採用されたらしい。

なんで緑なのか?どういう意図があったのか?などが書かれていて面白かった。

あとは、中国の文化的なことが書かれているので、そういうのを知ることができたのはよかったかな。

中には感動話もあり!

ドゥジャは紙の雑誌だけど、薄くてかさばらない。

サクッと読むのにもほど良い。

紙なので、自由に書き込むこともできる。

僕はやらなかったけど、じっくり精読して、1話ごとをしっかり勉強教材として使っていくのもいいと思う。

ドゥジャはどんな人に合うか?

発音などの基礎勉強を終えた「初中級者」

最初は難しいと感じるかもだけど、辞書を使い、難しい固有名詞は簡略化などしていけば、読める。

一番のコツは、「面白くない」と感じた話は、すっ飛ばすこと。

「興味がある、楽しい」と感じないと、続かないからね。

日本で買う場合は、Kindle購入やネット販売が便利かも。
あとは、一部の中国系本屋とかでは、バラで売っているの見たことある。

ただ、いきなり年間購読するのは、ちょっと考えた方がいいです!

僕も2022年分のうち、約半年分を読めずにため込んでしまった…。

ツイッター(X)で、プレゼント企画を「2023年10月13日(金)まで」やってるので、興味ある方はぜひご参加ください!

抽選で8名様に「2022年版を2冊」を無料プレゼントします。

僕のお気に入り中国雑誌「读者(ドゥジャ)」の紹介でした!


ツイッターやブログでも、中国語に関する「なるほど!」や「コレ使えそう」な情報を発信してるので、よければ覗いてみてください。

ツイッター @chukotsu_twitter
ブログ https://chukotsu.com/

ではでは^ ^
我们下次见!

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