進学や恋愛の自由奪われる「宗教虐待」。旧統一教会だけじゃない2世の苦悩
安倍晋三元首相の銃撃事件をきっかけに注目が集まる「宗教2世」。旧統一教会のほかの新興宗教でも、問題が広がっている。親から信仰を強制された上、進学や恋愛の自由を奪われ、心身の苦痛を強いられるケースもある。中国地方の2世たちは「宗教虐待に苦しんでいるのは旧統一教会の信者の家族だけじゃない」と訴える。(栾暁雨)
有名国立大への入学許されず 中国地方の20代女性は、親と縁を切って1年になる。キリスト教系の新興宗教に狂信的な親と過ごすのは、もう限界だった。高校生の頃からリストカット