マガジンのカバー画像

メイキング トホホ日記

6
つまずいたり、こけたり…。U35の試みの舞台裏を伝えます。時々、更新します。
運営しているクリエイター

#メディア

「顔パンツ」の拡散 SNSの力(U35メイキングトホホ日記その5)

 12月6日の朝、声のよく通るデジタルデスクTが階段を駆け上がってきた。「マスクの画像、他にないすかー」。U35のデスクA(私)に、やはり大きな声で言う。「結構、読まれてるんすよ」    マスク生活が長引き、素顔を見られることに抵抗を感じる若者が広島でも増えている、という記事のこと。Yahoo!ニュースに出したら反応がいいので、画像をもっと加えたいと言う。デザインチームのSさんと慌てて画像をつくっていたら、ほどなく「ヤフトピ」に取り上げられた。見出しはこうだ。マスクは「顔パ

地域ニュースは要らない?!(U35メイキングトホホ日記その2)

 2021年11月5日にスタートを切った「中国新聞U35」。noteを始め、ツイッター、インスタグラムのフォロワー数などを、「一つでも増えますように」と、日々、祈るように見つめているデスクA(51歳、女)です。  走り始めたばかりの「U35」をいち早く見てくださった皆さま、本当にありがとうございます。始まっておよそ1週間、どんな反応をいただいているかというと‥。  「この記事面白かった」「読んで刺激を受けました」など好意的な受け止めもあれば、種々の叱咤激励もある。その中で、

ぐさり「新聞アレルギー」(U35メイキングトホホ日記その1)

 「若い人には『新聞アレルギー』がありますねー。つまらないモノっていう固定観念っていうか。毛嫌いされていると思った方がいいですよ」  起業して1年、という27歳男子は、爽やかな笑顔でそう言い放った。2021年8月、冷房の効いた広島市中区のおしゃれなコワーキングスペース。「新聞についてどう思います? 正直なところを教えてください」と尋ねた私に返ってきたのは、見事なアッパーカットだった。  初めまして。中国新聞社のデスクA(51歳・女)です。そうですよね、アレルギー。少しは、