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HSK 3級は2ヵ月で必ず合格できる!【勉強法】

こんにちは。中国語ゼミのMegです。 中国語力ゼロの私が2ヵ月でHSK3級に合格した勉強法をご紹介したいと思います。 

 この記事を読んで下さっている方は、

 ・既に中国語に興味があって、勉強しているからには何か資格をとりたい ・仕事で中国語が必須だから学習したい 

もしくは、「資格をとることが趣味」という方もいらっしゃるかもしれませんね。

私がHSK3級を受験しようと思ったきっかけは、中国のドラマにはまって、中国語ゼミで色々中国語や中国のことを学んでいくうちに、もっと知りたいという気持ちが強くなったことが理由です。

 せっかくだから、HSKを受けてみようというのが一番の理由でした。少しでも中国語に興味がある方は、HSKを受験することを断然おすすめします!

 まだ、中国語の勉強を始めていない人にも特におすすめです。 なぜなら、2か月間効率よく学習してみれば、HSK3級は必ず受かるから。

 私はまったくのゼロで、2か月後のHSK3級試験を申し込みました。それでも9割でパスしました。

日本人なら漢字が分かるから、中国語の意味はだいたい理解できる。 

リスニング、リーディング、ライティングがそれぞれ100点満点の合計300点満点のテストで、合格基準点は最低180点。

 勉強はリスニングを中心にして半分ちょっと点が取れれば、合格点には達するのです!

1.まずは自分のレベルを確認しよう 

「HSKが受かれば中国語が話せるレベルになれる!」は嘘。 これは、英語でも同じですね。

例えば、TOEIC800点あっても話せない人も沢山います。 

 ただ、HSKは、よく比較される中国語検定と違って、実践的な問題が大半なので、HSKを目標にすると、会話やリスニングが鍛えられるのは確かです。

もし、自分のレベルがまだ分からないという方は、 HSKの公式サイトで、模擬試験を受けて見ましょう。 ちょっと頑張れば、受かるかもしれない!ぐらいのレベルを目指すことをおすすめします。

ポイント1:思い立ったが吉日!まずは2カ月先の試験でHSK3級を申し込みましょう!

2.試験に申し込む 

私の住むアイルランドでは、ちょうどロックダウンをしていて、数か月間試験がキャンセルに。

そのため、試験会場の担当者に試験が実施されるかまずはメールで問い合わせました。

 「今はまだわからないけど、申し込むだけしておいた方が良い」とのことだったので、迷わず申し込みました。

これで準備は完璧!思い立ったら、まずは申し込みましょう。それから勉強してもHSK3級は絶対間に合います。2か月後の試験申し込みをおすすめします。

私が試験の問い合わせの際、連絡を取り合った女性は、Galway National Universityで医学を教える教授でもあったのですが、アジア人が少ないアイルランドで、中国語に興味がある日本人がいるということで嬉しかったのか、頻繁に勉強状況などメールが来るようになりました。

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とにかく、中国人の方と交流するチャンスを増やしましょう!そうすれば使いたくなる=中国語を使うことが楽しくなる!

3.HSK3級に役立つ勉強ツール

ここでは 私がHSK3級の試験対策に使ったツールをご紹介します。

・中国語のテキスト

説明がとにかくわかりやすい。どんな書籍を買ったらよいか?って迷っている人は、このテキストをおすすめします。

応用編と併用して学習しました。音声もダウンロードできるので便利です。

 ・中国語ゼミの記事

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勉強法を始め、ネイティブの発音付の記事がたくさんあります。

暗記の勉強だけでは、つまらないので、記事を読みながら幅広く知識を広げて例文を読みましょう。音声を聞いて、一緒に声を出して練習しました。

勉強法記事やHSKなどの試験対策記事、表現記事など様々なジャンルがありますが、私は、ネイティブ音声付きの表現記事をおすすめします。

・単語はアプリで覚える!

「HSK公認 単語」 アプリ

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ゲーム感覚で学習できるので、おすすすめです。学校、仕事や家事などでまとまった時間がないけど、中国語試験対策をしたい方におすすめ!

 ・Youtubeでリスニングとライティングを鍛える!

「毎日聞いて、音声を聞いて中国語で書く、書いた中国語を声を出して読めるようにする」という反復練習をしました。

というのも、中国語は日本語に似ているので、本当は理解できていないのに、なんとなく、わかっているっていう感覚に陥りやすいんです。

音声を聞いてディクテーション、中国語を見て、読む練習をすることで特訓になります。

色々なYoutube動画を見ましたが、一番活用したのは下記の動画です。

 
・Courseraは自習に便利!

私が受講したのは、この「上海交通大学」による初心者コース。他にも色々あるので、試して良さそうなものを受講することをおすすめします。

 このコースは自習コースなので、自分で進められます。(英語が分かる方はおすすめ) 

レッスンの課毎に、ストーリーになっていて、それを表現を学習できます。途中には音声を聞いて選択する問題や、穴埋めする問題がついているので、どこが分からなかったか確認できます。

 また、コースの最後には、レッスンに基づいて自分の話を録音して、課題の提出が必要です。それを同じようにコースを受講している生徒さんが、フィードバックをして最後に修了書が与えられます。 

 修了書をもらうと、モチベーションが高まるので、並行した学習にはおすすめです。 

4.HSK3級の試験へのマインドセット

HSK3級に合格するためには、忘れてはいけないこと。それは「マインドセット」。

ポイント4:
8週間の予定を立てて、予定通りに行いましょう。

例えば、私は「朝活」いつもより1時間早起きして、その時間を中国語の勉強に集中させました。土日はゆっくり寝ることが多かったのですが、そこもHSK3級に向けていつもより2時間早く起きて、中国語の学習へ。週7時間は完全に確保して、それ以外はスキマ時間を使って勉強しました。

中国語に触れることを意識する 

 これは、フルーエント中国語学院の学長から伝授したことですが、「中国語づけにする環境を作る!」これが本当に大切です。中国語が流暢にもかかわらず学長の三宅裕之さんは、例えば、日本に出張で帰国している間も、CCレッスンを使って中国語漬けの環境を作っていたほどです。 

 私の場合、過去問とか解けないと凹んだりするので、なるべく試験と考えずに、楽しみながら中国語に触れることを実践しました。

例えば、ドラマを字幕付きで鑑賞する。 アプリの中国語ゲームで学習する。 

 ドラマは私の場合、残念ながら、字幕がなければわかりません。でも、同じドラマのシリーズを見ていると、この人はこんな表現よく使っているな。とか、このシチュエーションでは、こう使うんだな。っていうことが分かります。 

「看看」とか重ねる言葉がよく出たので気になっていたら「ちょっと~する」という表現なんだと、理解できたりとか。(中国のドラマに興味ある方は、是非こちらを見てください。

 ゲームも同様、レベルが進んでいくとモチベーションが上がります。

5.あとは過去問を繰り返す 

 HSK3級に合格したいなら、結局過去問が大事なんですね。なので、英語や日本語の様々なサイトから過去問を集めて、解くことを続けました。

 間違っている問題には、印をつけて再度確認する。試験前の2週間からテストの前日まで、これは毎日繰り返しました。 

HSK3級の問題サンプル、過去問題は中国のHSK公式ホームページからダウンロード出来ます。一度チャレンジして、どんな問題なのかチェックしてみてください。ダウンロードページ→汉语考试服务网(http://www.chinesetest.cn/godownload.do

6.後悔しないぐらいまで頑張ってみる 

 せっかくHSK3級を受けるなら受かりたいですよね。

でも、もし頑張って受からなかったらその時は次のチャンスがあるから、また時間を決めて頑張ればいい。 

そんな気持ちで最後の2週間は過ごしました。 

せっかくここまで中国語づけの生活を心がけたから、頑張ってみよう!そんな気持ちで当日は臨みました。 

7.試験について。時間と場所を確認は必須

私の場合、アイルランドのゴールウェイが試験会場でした。

なじみのない場所であったので、試験会場は大学の医学部の中のどこかの建物ということしか分からず、担当者が建物の写真を送ってくれたものの、車でどこから入っていいか分からず戸惑いました。 

ちょうど、そこではPCR検査もしているので余計な緊張が。 

 結局、30分ほど迷って、場所を知り、駐車して会場に行くと、アイリッシュの男性1人と中国人2名のみがいる状況。

アイリッシュの男性は60代ぐらいの方で映画関係の仕事をしていて、退職前は中国によく行っていたとかで、退職後中国語の学習を本格的に始めたそうです。

 試験は11時開始でしたが、結局試験官が遅くなったとかで1時間ずれました(笑)その分、談話もできたし、有意義な時間になりました。

 試験官も、遅れたことに謝る気配もなく、おかげで一気に緊張は減りました。 

ちょっと、話が外れましたが、「場所と時間の確認、持ち物の確認」は必ずしましょう。特に試験会場になじみがないという方は、行き順や会場までの時間も確認しましょう。

ポイント5:試験会場までの道順や持ち物は必ずチェックしましょう!

8.結果は。。。9割 

テストの結果は、忘れた頃に。 

HSK3級の結果は「9割で無事合格

試験管から連絡があり、結果を知りました。HSKのサイトから見れるのですが、結果のことをすっかり忘れていました。

連絡いただいた試験官の方は、日本の大阪大学でも研究生として3年ほど勤務していたとかで、試験結果は郵送しようと思ったけど、せっかくだから家に来ないかとお誘いが。どうやら、日本語を久々に話したかったみたいです。

初めてのHSK試験でしたが、試験が遅れたおかげで世間話ができたり、試験官と仲良くなったりとても面白い体験になりました。 

私は既に4〇代で、子育て中ですが、大人になって頑張ることってそうはないんですよね。HSK3級合格はそんな意味でも、自分の生活にメリハリを与えて新たな目標を捧げてくれました。

まとめ 

 中国語を勉強はじめられたばかりの方、もしくはこれから始めたい方も、まずはHSK3級を目標に受けてみることをおすすめします。 2か月間、  何かを集中して頑張て結果を出すことの嬉しさは半端ありません。

また、語学好きな方も、是非中国語を学習しましょう!

英語は話せる人が多いけれど、中国語はまだまだそんなに多くはいません。ビジネスでも、プライベートの充実でも、中国語を学習すればベネフィットがたくさんです。

まだ、私は学習途中ですが、これから上の級も目指して頑張ってみたいと思います。

中国語ゼミのHSK3級の記事に、スケジュールやレベル、おすすめ教材、使えるアプリなど、詳しく紹介しているのでぜひご覧ください↓↓
◆プロが教える!HSK3級に合格するための方法

また、短期間で効率的に学びたいという方は、プロのアドバイスを受けましょう。中国語は発音が難しいので、間違った癖がついてしまうと直すことは大変です。

HSK公式認定校であるフルーエント中国語学院では、定期的に「スタートアップセミナー」を行っています。効率よく中国語をマスターできる良い情報が満載ですので、是非一度ご参加ください。

HSK3級に合格することを祈っています!
それでは皆さま、よい中国語ライフを〜♪

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