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まだ間に合う!2021年HSK受験はあと3回!

こんにちは。中国語ゼミのMegです。

夏休みも終わりに近づいてきましたね。今年も残すところ約4か月になりました。

中国語を学習の方は、2021年の目標として、世界共通資格であるHSKを受けませんか?既に受験したことがある方は、一つ上の級を目指しましょう!

ほぼ毎月開催されているHSKですが、中国語検定と異なり試験会場が限られているので、事前に予約を立てる必要があります。

ここでは、HSKをご存じでない方へHSKとは何か?また、今年末までのHSK受験のスケジュールをご紹介します。

1.HSKって何?

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HSKは中国語では汉语水平考试Hànyu Shǔipíng Kǎoshì)と呼びます。
この頭文字をとって、HSKという名前で呼ばれています。
HSKは、世界どこでも受験可能な中国政府認定の中国語能力試験です。

レベルは、6つに分かれ、易しい順HSK1級から難易度が最も高い6級まであります。

中国語資格で同じく人気の資格に、中国語検定(中検)がありますが、
こちらは日本の機関が実施する資格で、主に中国語と日本語の翻訳能力が問われます。

中検に比べたHSKの特徴として
中国語を実用で使用する能力が試される
・大学・大学院留学の際には必須
・中国語を活用した就職をする場合にはHSKが一般的

そのため、HSKの試験内容は英語で例えるならば日常会話やビジネス英語・時事問題が問われるTOEICのような位置づけになります。

TOEICはレベルは1つで、合否がなく結果は点数で表せされますが、HSKの場合には、級ごとに試験問題が異なり、各級とも合格レベルにはどれくらいの%で正解する必要があるという合否の基準があります。

2.HSK試験の内容

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HSK試験は聴力、読解、作文の3部門で構成。初級レベルの1級と2級は、聴力とリ読解のみでマークシート方式です。

スピーキングに関してはHSKとは別で「HSKK口試」というスピーキングに特化した口頭試験があります。HSKKはレベルごとに初級、中級、高級の3つに分かれています。

HSKのそれぞれの級の特徴は中国語ゼミの記事をご参照ください。

学習を始めたばかりで、自分がどのレベルか分からないという方は、HSKの公式ページで、それぞれ級でレベルチェックができますので、解いてみて自分のレベルを確認しましょう。

3.HSK試験:2021年末までの受験はあと3回

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今年の試験は、残り3回になります。
申し込みは試験2ヵ月前から開始され、試験1か月前には締めきります。
今なら、10月試験に申し込むことが可能です。

<試験日>10月16日(土)
<受付期間>:2021年08月16日~09月17日
<試験会場>:【筆記1~6級】愛知 および 大阪

<試験日>10月17日(日)実施
<受付期間>:2021年08月16日~09月17日
<試験会場>:
【筆記1~6級】東京
【筆記2~3級】群馬県高崎市江木町(藍天中国語教室)

<試験日>11月20日(土)実施
<受付期間>:2021年09月20日~10月20日
<試験会場>
【筆記1~6級】東京圏・新潟
東京圏:(埼玉・千葉・東京・神奈川のいずれかにて開催。都道府県は選択できません。)

【筆記2~5級】三重

<試験日>12月05日(日)実施
<受付期間>:2021年10月05日~11月05日
<試験会場>:
【HSK筆記1~6級】
宮城 / 栃木 / 埼玉 / 千葉 / 神奈川 / 石川 / 奈良 / 兵庫 / 岡山 / 広島

【HSK筆記1~6級 / HSKK口試初~高級】
北海道 / 東京 / 愛知 / 京都 / 大坂 / 福岡 / 沖縄

【HSK筆記2~5級】秋田 / 茨城 / 熊本

【YCT筆記1~4級】東京 / 阪神圏


試験の合格結果は1か月後インターネットで、2か月後に郵送されます。

日本以外の国にご在住の方は、HSKのホームページで確認してください。HSK受験の日程はこちら

各国の試験会場は公式ページのこちらの検索から確認できます。試験会場が追加されることもありますので、こまめにチェックしましょう。

4.HSKの受験料金

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HSKの受験料は次の通りです。
・6級 9,790円
・5級 8,580円
・4級 7,370円
・3級 6,160円
・2級 4,950円
・1級 3,740円

スピーキング試験(HSKK)
・高級 7,810円
・中級 6,710円
・初級 5,610円

受験料金は決して安くはありませんが、合格した時の気持ちを想像しながら、自分に投資しましょう。まだ受けたことがない方は一度是非受験されることをお勧めします。

なぜなら、受験することで、目標ができ、更に中国語の学習のモチベーションがあがるから。

また、受験会場で出会う人は皆、中国語の学習者です。試験前後で話す機会もできますので、良い中国語学習仲間ができるかもしれません。

私も実際、試験会場で中国語学習仲間ができ、話しているうちに刺激された1人です。

5.HSKの申し込み方法は2通り

HSKの申し込み方法は『インターネット経由』・『郵送』の方法があります。

インターネット経由の申し込みの場合、4章でお伝えした受験料はクレジットカード・コンビニ支払い・楽天ペイの3つの方法の選択ができます。

郵送で申し込みの場合には銀行振り込みになります。また、郵送の場合には、事前に書店で願書を取り寄せることが必要になりますので(有料)、インターネットが使える方は、インターネット経由でお申し込みの方がよいでしょう。

HSK受験の申し込みについて詳しい情報はHSK公式ページをチェックしてください。

6.HSK受験の時間

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試験会場が少ないため、試験を受ける場合には、予めスケジュールを1日空けておくことをお勧めします。

私は、ちなみにアイルランド在住で、ゴールウェイの大学で試験を受けましたが、当日担当者が遅刻して試験が遅れてしまうということがありました。
試験時間前後の予定を入れないことをお勧めします。

受験時間は、HSKでは、級ごとに午前・午後に分かれます。また、HSKK(スピーキング試験)は午後に実施されます。

①HSK筆記 (午前9:10に受付--->午前9:30試験開始)
2級 約65分間 
4級 約115分間
6級 約150分間


 ②筆記(午後13:10に受付--->午後13:30試験開始)
1級 約50分間
3級 約100分間
5級 約135分間


③ 口頭試験:HSKK(午後16:40に受付--->午後17:00試験開始)
初級 約37分間
中級 約41分間
高級 約44分間

7.HSKの勉強には過去問が必須

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HSK合格のためには、必ず過去問を繰り返し解きましょう。

過去問を通して次の2点を得ることで、重点的に学習するべきポイントが明確になります。

①問題に慣れておくことで問題文を読む時間が省ける

②時間配分を知る

HSKは、問題文もすべて中国語です。そのため、問題文を読むことに時間をかけていたら本題の試験時間が大幅に削られてしまいます。問題文は過去問と同じなので、問題文は読まなくてもどんな答えが要求されているのかを理解できるようにはしておきましょう。

また、時間配分を知ることで、どんな問題に時間がかかっているか、逆にどんな問題には時間を掛けなくてもすらすら解けるかということがわかり、時間配分を自分で設置して解くことができます。

HSK合格を目指すには、合格者からアドバイスが一番参考になります。中国語ゼミのNote記事では、級ごとのアドバイスをご紹介しています。

参考にしてください。

まとめ

夏が終盤を迎え、秋の気配を感じることも多くなりました。今年もあと4か月ちょっと、是非2021年の最後の目標として、HSKを受験しましょう。

これまで試験を意識せず学習してきた方も、自分のレベルを知ることに良いチャンスです。また、HSKの級を取得することでもっと励みになりますよ。

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それでは、楽しい中国語ライフを〜♪

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