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◆イベントレポ◆ リズミカルな皮むき技術は必見!干し柿づくり体験記@松江市・百市ラボ

こんにちは!中国山地の広報担当、山川です。
今日は、昨年有志でお手伝いに行った干し柿づくり体験について、会員の中西咲貴さんが書いてくれたレポを紹介します!

今回は会員であり、島根県安来市・さぎの湯温泉旅館「竹葉ちくよう」3代目女将の小幡美香さんのご実家でお手伝いさせていただきました。きっかけは、みんなでつくる中国山地百年会議で二十四節気ごとに開いているオンラインの交流会「市」に登場した美香さんが「後継者を探しているんです!」と熱く語ったこと。まずは、有志で行ってみようということになったそうですよ^^

そしてレポには、中西さんも魅せられた皮むき技術の動画もつけていますので、ぜひ一緒にご覧くださいー!

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昨年の11月下旬、「みんなでつくる中国山地百年会議」メンバー4人で、松江市東出雲町にある百市ひゃくいちラボに行ってきました!目的は、干し柿の皮むきのお手伝い。建物の外から見えるのはオレンジ色のカーテン。干し柿が大量に干してあり、素敵な景色を作り出していました。

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建物の中を進んで行くと、いたるところに柿や干し柿がたくさん。香りを楽しみつつ、この進んだ先に何が待っているのだろうとワクワクキョロキョロ。着いた先には、分業制で作業をしているおかあさん、おとうさんたちがいました。温かく迎えていただき、早速干し柿にする柿の皮をむくことに。

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最初は、柿を傷つけないように、形が変にならないように、などと色んなことに気をつけておそるおそるゆっくりと作業をしていましたが、そばでテンポ良く皮をむくおばあちゃんに魅せられ、「あのおばあちゃんのようにリズミカルに皮をむきたい!」と、見て聞いて実践して…を繰り返しました。


おばあちゃんには全然手が届きませんでしたが、作業場に目標とする人がすぐにできる環境がいいなぁと感じました。

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百市の干し柿は糖度60度以上。ものすっごく甘い西条柿です。「美味しい」が口癖の私が初めて百市の干し柿を食べたときの一言目が、「あまい!!」であるくらい濃厚で優しい甘さが特徴的。干す前の段階での柿でさえ甘さは20度以上だそう。これが可能な秘訣は、土作りにある。化学肥料を一切使わず、大量の牛糞や米ぬかなど天然成分の肥料をたっぷり使い、美味しい柿づくりに適したふくよかな土を作っているそう。農業は土作りだとよく耳にしますが、その大切さを舌で感じました。

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「今年は今のところ5万4千個作っている。最終的に6万個作る予定だ。」とどっしり構えた声で教えてくれました。作業場はとてもあたたかく、おかあさんおとうさんたちが私たちの作業をこれでもかというくらい褒めてくださり、私たちは調子に乗りながら干し柿をひもにかけていく作業までちゃっかり教えていただきました。笑

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また百市を訪ねる約束を交わし、オレンジ色のカーテンをあとにしました。訪れたメンバーみんな大満足でした。

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※体験はマスク着用など感染対策をして行いました。撮影のために一時的にマスクを外しました。


貴重なお時間を割いて干し柿のお手伝いをさせてくださりありがとうございました!

(執筆・みんなでつくる中国山地百年会議会員 中西咲貴)

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中国山地の活動をきっかけに会員同士がつながり、手伝った側が「楽しかった!ありがとう!」と言える時間ってすごく素敵だなぁと私は感じました。皆さんはどんなことを感じられたでしょうか。

そして今年もいろいろなイベント・活動が多数企画される予定です。またnoteでも随時ご紹介しますのでお楽しみに!



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