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◆イベントレポ◆「取材という名目で話が聞けるのは楽しい!」制作裏話も、創刊号書き手大集合トークイベント

今月はじめ、みんなでつくる中国山地Facebookページでオンライントークイベントを開催しました。今回は、昨年創刊した年刊誌『みんなでつくる中国山地2020』に書き手として参加した5名に集まってもらいました!

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◎鳥取:岩田直樹さん(もちがせ週末住人 共同代表)
◎島根:西嶋一泰さん(島根県立大学 地域政策学部)
◎岡山:猪田有弥さん(ローカル・モビリティ・プロデューサー)
◎広島:中村健太郎さん(安芸高田市観光協会)
◎山口:重原沙登子さん(ローカルジャーナリスト)
(聞き手:田中輝美さん)

イベントでは、創刊号ではどんな記事を書いたのか?どうやってネタ探しをしていたのか?という制作の裏話だけでなく、今秋出版予定の第2号で担当する記事についての話にもなりました!

中でも猪田さんは執筆中の苦労話として、「取材で何時間も聞かせてもらった話を300字に収めることにとにかく苦労した!」と話していました。猪田さんご自身は「100年続く年刊誌」というこの書籍のコンセプトを念頭に置きながら削る内容を決めたそうですが、同じように字数制限に悩む書き手は多いと思います。素敵な話をたっぷり聞いた取材ほど、「全て書けるなら書きたい・・・」と迷子になることも。

そんな時のアドバイスとして、司会を務めたローカルジャーナリストの田中輝美さんは「自分が一番ワクワクする部分を残して、その前後がつながるように削ったらいいんじゃないかな」と話していました。これは書くことを仕事にしている方だけでなく、個人での発信にも生かせるアドバイスだと思うので、「どうしても長くなってしまう」と悩んでいる方はぜひ意識してみるといいかもしれません!

(その他にも取材する楽しさについてなど、本音たっぷりのイベント動画はこちらからご覧ください!)

また今回の登壇者は「この書籍が執筆デビューでした」という方が意外に多かったですが、「みんなでつくる」という書籍テーマを象徴しているのが書き手という存在なのかなと私は思っています。

例えば第2号は会員から書き手を募集し、総勢約30名が各地域の一推しネタを書いてくれています。同じく大半が執筆デビューだったので、事前にローカルジャーナリスト講座で書き手の心得などを学び、取材・執筆を行いました。中には「取材という名目でいろいろ聞けて楽しかった」という声もあり、より深く地域に入り込むきっかけとしてこの書籍を活用してくれていることは、私たちもうれしい限りです!

もちろん書き手以外にも、会員が関われる場やイベントを定期的に用意しています。ただ会員向けイベントの一般公開はしていないので、どんな関わりしろがあるのか、具体的にどんな活動が行われているのかについては、今後noteでも紹介できたらと思っていますのでこちらもお楽しみに!

(みんなでつくる中国山地百年会議・山川奈緒子)

▼私たちの活動や書籍購入方法についてはこちらをご覧ください


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