【中学受験】新4年生、入塾後初めてのテストを受けた(GnoRev)(2023年3月)
入塾して、ほぼ一か月がたちました。
感想としては、これをあと3年間も続けるのかorz….という感じで、強豪な部活に歯を食いしばりながら、なんとか食らいついているという感じでしょうか。
子供も当然大変ですが、まず、親がこれをこなすのが非常に大変で、かずかずの先輩がいるんでしょうが、本当によくやるよな、、、という感じです。
スラムダンクでいうと、赤木と木暮が一年生の時に二人以外がどんどん辞めていく状況に近い感じがします。。。
夏まで持つのか。。
SAPIXやグノーブルに通いながら、個別塾にも通う子供がいることは理解していましたが、そこまで学習意欲が高いというよりは、親の都合でしっかりケアできない場合、個別塾で学習塾でカバーしてもらっているというのがほとんどではないでしょうか。
どこまで親がケアできるのか、子供がどこまで自走してやる気を継続できるのか、それに依存します。
子供の成長を期待するわけですが、間違いなく、精神年齢が平均よりも低いため、他の子どもと比較するとしんどくなってきます。
長男も頭では頑張らないといけないとわかっているようですが、自分事としてまだ捉えることはできず、
「今日は、何やるの?え、、、そんなにやるの、ヒーヒーヒー!!!死ぬ―!!!」
というやりとりを毎日やっています。
合格体験記などを見ていると、自分で勉強がやりたいと思って頑張ったと書いているものなどを目にしますが、本当にうらやましいところです。(そんな子、本当にいるのでしょうか。。)
1か月の成果
2月に入塾して、約1か月たちました。
1か月で何か大きく変化があるかといえば、そこまでないかもしれませんが、いくつか比較的ポジティブな変化と、一つネガティブな変化がありました。
ポジティブな変化としては、
漢字が比較的きれいに書けるようになってきた。
家庭学習(復習)はものすごく嫌がるが、塾の授業は楽しいらしく、喜んでいく。
クラスが同じ子をいい意味でライバル視して、いやいやだが、最後は復習を頑張るようになった。
字はひきつづきミミズがはったような字を書くし、ノートも何を書いているのか、そして、頭があきらかに整理されていないノートを書いて帰ってくるのですが、毎度、授業の最初に実施される復習テストでは、トメハネ含めて、かなり厳しく採点されるので、テストの時だけかなり字が改善されます。(意識したらきれいに書けるのか。。)
これまで、何度言っても丁寧に漢字をかけず、同じように学校の先生に指摘されても、全く改善をするための丁寧に書くという意識を感じたことはなかったのですが、隣の子との点数の比較なんかで、きれいに書かないと点数を引かれて、それをみんなの前で点数を確認されるので、きれいに書かざるをえないようです。
100万回言っても字が読めない問題が改善されなかったところが、少し改善してきています。(まだ、指摘はされて、点数は引かれていますが。。)
また、授業はどうも楽しいらしく、国語の記述がきついといっている以外は、授業自体は喜んでいこうとします。
聞いてみると、やはり、新しく、知らないことを学ぶのは楽しいようで、学校の授業との比較を長男はしました。
ネガティブな点は、
やはり体力が落ちていることです。
2か月前に、一つスポーツの習い事を減らしたら、一気に体力が落ちて、得意だった長距離も、最近一緒に走ったらしんどそうでした。
健康第一なので、そこのバランスも時間を見つけながら、子供の運動不足を解消したいです。
改善されないのは、ケアレスミス(特に計算)が激しいことです。計算のみならず、わかっているのに、読み飛ばして違う答えを書いたり、ひらがなで書くところを漢字にしたりして、10%以上いつも点数を落としていて、そこをどのように改善すればいいのか全く分かりません。
いろんな本にいろいろ方法が書かれているのですが、ADHDの特性が激しく出るポイントで、最終的には成長を待って、また、自分で予防策を講じないとまずいと心の底から感じる失敗に出会わないと治らないと思います。
計算ミスで1点差とかで落ちて、人生においてすごく重要なことを中学受験を通じて体に刻み込むことが起きるかもしれないなと思っていて、それが天命ならばそれに従うしかないなと若干諦めているところもあります。
GnoRevテスト(第一回)
グノーブルでは、月例のGnoRevテストがあり、テスト範囲は過去1か月に学んだこと+αから出ます。
難易度はそこまで高くないものの、入試を意識した問題もあり、また、クラス替えの基準になるため、多少緊張感があります。
SAPIXでいうところの、マンスリーテストです。
最初だったので、どういう問題が出るのかあまりわからず、対策はあまりせずに、テスト前に全体の復習だけ促しました。(Gnobleの先生からは、テスト対策はやらなくていいですと言われていますが。。)
長男はものすごく嫌々取り組んでいました。
よくわかったのは、1か月前にできていたことを結構忘れているということです。
逆に言うと、そこを補うためにこのようなテストが一か月単位であるんだろうなということも理解できました。
テストの項目としては以下の通りです。
算数(150点、45分)
1⃣基礎計算、2⃣図形(角度、面積、長さ)、3⃣図形の定義、4⃣角度、5⃣図形(角度、面積、長さ)、6⃣図形(長さ、面積)⇒難問
国語(150点、45分)
1⃣漢字、2⃣知識、3⃣読解
理科(100点、30分)
1⃣磁石、2⃣水溶液、3⃣てこ、天秤
社会(100点、30分)
1⃣島根、山梨、奈良、徳島の地理、2⃣地形図
難易度は高くないものの、頭への定着がなかなかできないのと、かなり集中力が落ちてくると、あらゆるミスが多くなるので、わかっているということ以上にそれをアウトプットとして正確に出すところに課題があると感じました。
1か月頑張った結果として、おそらく入塾する前よりは成績は良くなっている気がします。
特に、理科、社会は、初めて勉強し始めたわりに、よく頑張ったなと。
また、おもしろいのは、国語と算数で、男の子と女の子に、明らかに大きな結果の差が出ているところです。
入塾後のクラス編成を見ても、算数・理科のクラスは上位に男の子だらけで、国語・社会のクラスは上位に女の子だらけで、テストの結果も同様の傾向が強く出ています。
LGBTQの話はいろいろセンシティブでありますが、子供が生まれて、息子、娘を育てる過程で感じることは、性差は本当に想像するよりも大きくて、しかもそれはかなり生まれつきの部分があって、そこを考慮しながら、対応しないといけないなというところです。
頭と心の成長曲線も、個人差はあるものの、圧倒的に、男の子の方が低く始まるので、男の子と女の子を小学生のこの時期に比較するのは非常にむずかしいところがあります。
その点で、Gnobleで、新4年生のクラスは、算数・理科、国語・社会のクラスがそれぞれのレベルでわかれているのは非常に合理的だなと思いました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?