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「3/3日能研全国テスト(6年生)」感想

概要

2024年3月3日に行われた日能研全国テスト(6年生)の感想。

国語

漢字が結構難しかった印象。
大問2,3の文法が分野も別で配点も減ったのは好印象。

大問3が1問目の四択から正答率32%なのは少し気になる。
実質二択なのに32%まで低いのは頂けない。
二択の間違い側である選択肢ウの作りがちょっといけてない。
明確な誤りの記述があるのではなく正解選択肢の方が「もっともふさわしい」と言えるからという消し方。
この消し方で消すタイプは子供には難しい。

算数

今回ちょっと新しい試みをしてみた。
それは「正答率予想」。
事前に全問題の正答率を予想しておいた。
予想と実際の正答率の差を見ながら感想を書いていく。

大問1

予想
(1)85% (2)90% (3)90% (4)85% (5)75% (6)80%

実際
(1)91% (2)82% (3)86% (4)59% (5)49% (6)70%

予想と実際の差が10%以内に収まらなかったのは2問。
ただの分数の計算だがそんなに正答率下がるのか。

(4)
(5)


大問2

%省略。
(5)は文章問題なので飛ばした。

予想
(1)80 (2)75 (3)70 (4)60 (5)ー (6)50 (7)30

実際
(1)90 (2)85 (3)79 (4)52 (5)ー (6)23 (7)7

(6)は面積比。
下の台形部分の面積を出す。

11:19から22:38の部分が導出しづらいという事か。
ここが出れば33×57÷2ー22×38÷2で出せるもんな。
7割近くがこの導出で落とされるのかあ。

(7)は難しいと思ったが3割程度かと思った。
多分作問者もそれくらいで想定してたんじゃないかな。
大問2だし。
前半部分で全員が挑戦してるだろうけど93%が間違えたという事。


大問3

予想
(1)60% (2)55% (3)10%

実際
(1)58% (2)56% (3)38% 26%

(3)は個数と面積を聞かれているが、別々に配点があるみたい。
38%×26%=9.9%なので予想は当たってる。
この大問は的中してると言って良い。

大問4

予想
(1)50% (2)30% (3)40%

実際
(1)46% (2)13% (3)14%

(2)より(3)の方が正答率高そうという予想は当たってたが、そもそもの絶対値が全然違った。

以下の図形の体積を求めるのが(1)
表面積を求めるのが(2)
体積が半分になる底面と平行な切り方を求めるのが(3)

体積より表面積の方がミスしがちとは思ってたが10%台まで下がるのか。
(3)は(1)があってればその値を半分にして底面積で割るだけだから(1)の正答率の8割は出ると思ったんだけど実際は3割。


大問5

予想
(1)60% (2)40%

実際
(1)51% (2)17%

(1)はxを求める問題。
(2)は五角形と扇形AOBの差を求める問題。

五角形はQOBの3倍。
QOBは30度の二等辺三角形。
30度二等辺三角形の面積は頻出だから(1)の7割はいけると思ったんだけど。


大問6

予想
(1)80% (2)30% (3)10%

実際
(1)54% (2)4% (3)1%

(1)の26%差はまずい。
しかも80%は低めに予想したつもりだった。

(1)の問題は上記。
こんなん150g差しかありえなくないか。
これで正答率54%なのか。
大問5までで時間切れになってる人が思ったより多いのかな。
(2)はCが15%という情報と(1)を合わせてAの重さを出す問題。

12%に15%150g加えて13%になるので比の関係は以下となる。
元の重さ:加えた重さは変化分の1%:2%の逆比
よって元の重さが300gでイの段階で300gだからAは200g。

これは難しいと思ったが4%まで下がるのか。
(1)を正解した人の中でも7%しか解けてないのは意外。


大問7

予想
(1)30% (2)10%

実際
(1)28% (2)1%

ここまでの予想の外れ方からすると、(1)の正答率28%は意外と正答率が高いということか。
A,B,C,D4人で走ってAがBより先着、同着無しという条件での場合の数。

AとBを固定して、CはAの前、AとBの間、Bの後ろの三択。
DはA,B,Cの間と先頭最後尾の四択。
3×4=12通り

結構難しい上に最終問題まで来れてない人を考えて30%と予想した。
これが28%は5(2)や6(2)より高いのか。
正答率って難しい。


社会

歴史なしで地理オンリーだった。
そんな出し方で良いのか。

理科

良問ぞろいに見えた。
正答率分布も良い感じ。


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