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「6/30日能研全国テスト(6年生)」感想

概要

2024年6月30日に行われた日能研全国テスト(6年生)の感想。

国語

割とまともな正答率分布。
一番低いのは大問2の7の2で2%。
質問の仕方「どのようなものだととらえているのか」が微妙。
答えは「六花が”雑な”(要約)な扱いを受けた」となるが、「もの」という表現がわかりづらい。

算数

今回も「正答率予想」。
予想と実際の正答率の差を見ながら感想を書いていく。
誤差10%以内は当たり、それより離れたら外れというルール。
以下数字は%省略。

大問1

予想:(1)95 (2)90 (3)85 (4)85 (5)60 (6)55
実際:(1)94 (2)93 (3)80 (4)80 (5)50 (6)40

(6)は㎥からLへの単位変換。
3.5㎥+400L=__L
正答率40%かあ、難しい。

以下のように考えると間違えにくいのでお勧め。
まず1㎤と1Lの変換を考える。
1㎤は簡単に想像できる。
各辺1cmなのでサイコロくらいの大きさだ。
1Lは500mLペットボトル2つ分と考えると想像しやすい。
ペットボトルの底に4×4=16個くらい入りそれが2,30段は入りそうだ。
となると100倍ではないので1000倍とわかる。
1㎥は1㎤の1000倍×1000倍なので1㎥=1000Lとわかる。
立体の世界は3乗の世界なので1000倍単位と覚えておくのでも良い。


大問2

(4)は文章問題なので飛ばした。

予想:(1)90 (2)80 (3)70 (4)- (5)45 (6)15
実際:(1)96 (2)89 (3)62 (4)- (5)32 (6)23

(5)が外れ。
79/123の分母分子両方に整数Aを足して約分すると7/9になるA。
約分前は分母と分子の差が元のままの44という点に着目して解く。
7/9を〇倍すると差は2×〇になるので〇=22となる。
よって154/198となり、75が答えとわかる。


大問3

予想:(1)85 (2)55
実際:(1)75 (2)46

大問2の(1)と大問3の(1)って20%も難易度変わるか?
大問2の(1)は台形の下底と高さと面積が既知で上底を求める問題。
大問3の(1)は距離と出発時間と分速がわかってて到着時刻を求める問題。


大問4

予想:(1)75 (2)65 (3)25
実際:(1)77 (2)79 (3)20

(2)が間違え。
(1)が1行8列、(2)7行3列の値を求める問題。
そもそもこの2問は1問で良いと思ってたが。
2問目だからという安易な考えて10%削ったのが良くなかった。
まさか正答率上がるとは。
どういうことなんだろう。


大問5

予想:(1)30 (2)20 (3)10
実際:(1)53 (2)26 (3)5

最大の外れ幅の(1)。
四角形BCDGの面積を求める問題。
正六角形の面積は120㎠。

(2)は△GDFの面積を求める問題。
正答率が(1)の半分以下になるのか。
BCDGが求めれるなら△AGFも△DEFもわかるだろ。
後は全体から引くだけだと思うんだが実際にはここで半分以上脱落する。


大問6

予想:(1)40 (2)25 (3)10
実際:(1)47 (2)40 (3)18 

図形の場合分け問題。
(2)は意外と正答率下がらないのね。
大問5の(1)⇒(2)の下がり方を考えると謎。


大問7

予想:(1)10 (2)5
実際:(1)2 (2)1

ある政策にA市の58%とB市の56%が賛成して合計245人が賛成した。
(1)A市の賛成者は何人?

悪問と言いたい。
算数解きなれていると整数条件だと推定できるが、実例っぽい問題なので有効数字書いてないことにいちゃもん付けたくなる。
その意味でも正答率的な意味でも小問1で整数条件を説明してよい。


社会

悪くない正答率分布。
大問1は農業工業漁業的な地理。
大問2は歴史で日本とかかわりの深い外国人と言う切り口。
大問3は複合問題。


理科

1が生物、イネ。
2が物理、密度。
3が生物、動物、体のつくり
4が地学、天体、気象
5が化学、燃焼。

実験系がないのは珍しい。
化学の小問4が10%でそれ以降4,3,1%となる。
多分(4)で10%まで下がるの予想外だったんだろうなあ。
問題(4)は文章読み解くと以下。
マグネシウム15gを燃焼させて25gになる。
マグネシウム3gを燃焼させると何gになる?
なんだけどお皿の重さ20gが足されてたりのわかりにくさでここまで下がったのかな。
自分も予想できないと思う。

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