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「6/4 全国統一小学生テスト(5年生)」を解いた感想

概要

2023年6月4日に行われた全国統一小学生テスト(5年生)。
解いてみたのでその感想。

まず悲しいのがこのテストの偏差値が指標にならない所。
四谷が出している中学校の偏差値はこのテストの偏差値ではない。

合不合判定テストというのを別でやっていてその偏差値。
そのテストで偏差値X以上の子が80%受かったらR80偏差値。

全統小はそういう指標がない。
このテストで偏差値いくらならこのレベルみたいな基準がない。

国語

マークシートならではなの漢字問題。面白い。

文章問題含めて正答率20%切る問題が2問だけ。
その1つが「おもねる」の意味。正答率最低の10%。

語句の正答率はなかなか個人では読めないので参考になる。
正答率と出題頻度をデータ化したやつが欲しい。

算数

思ったより正答率低かったのが概数。
以下の問題で正答率が約19%。

数Aを四捨五入して上から2桁の概数にすると2000になる。
数Aの範囲は○○以上△△未満。

「上から2桁の概数」という表現も難しいが「以上/未満」も要注意。
大人のイメージ(感じる難易度)と子供のそれの差が大きい概念の1つ。

最も正答率が低かったのはサイコロの問題。

1と5の面が3つずつで向かい合う面を足すと6になるサイコロ。
同じ値の面をはり合わせて図のように並べると表面の合計が86。
各自に5の目となる面を全て上げよ。

合計86なので1が11面、5が15面。
同じ面をはり合わせるので向かい合う面に規則性が生まれる。
1個だと向かい合う面は違う数字(上下は上が1なら下が5、またはその逆)。
2個だと向かい合う面は同じ数字(⑦が1だとその逆の③の奥側も1になる)。
3個だと向かい合う面は違う数字になる(⑨が1なら3の左は5)

上下で1と5を7つずつ消費するので前後左右で1は4つだけ。
⑧の左手前が1なので、2個並びの法則から⑥の左も1。
⑦の右の1と合わせてすでに3つ。
3個並びで必ずどちらか1になるので、⑨かその向いが1になる。
よって残りの0,7,8は1になる。

という説明の方が解説よりわかりやすいと思ったがどうだろう。

社会

社会弱いのでよくわからない。

1つ言うなら以下の表の数字をわり算するだけの問題。
その正答率が20%弱。

ただ、こういう現象は最近よく見る。
算数に変換できれば易問だけどその変換が子供には難しい。

理科

広く浅く範囲を拾いましたって感じ。
正答率20%切る問題がなかった。

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