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2024/7/18 常夏にRainbow@高円寺yakushu

初めてフュージョンど真ん中イベントに呼ばれてきました。ジャズ系イベントでもいわゆるフュージョン的な曲はちょいちょい入れていたのですが、改めて選ぶとなると結構難しかったです。テーマが夏ということで高中やCasiopeaは他の方がかけるだろうと思いバッサリ切って、かぶらないことを優先して選曲しました。マスターピース以降、フュージョン(的手法)がどのように受け継がれているかを中心に考えました。でも松岡直也師匠はどうしても外せないのでぶっ込みましたけど。

夏の旅 / 松岡直也

テーマ的にはど真ん中ですので、これでもう義務は果たしたつもりでした。日本の夏をテーマにしたアルバム「夏の旅」はもっと評価されていいと思います。イントロからの加速がたまらないです。

No Cord Of The Nord / SANOVA

活動休止してからだいぶ経ちますが、夏に合いそうなイメージで選びました。実際にはこれだけ弾きっぱなしだと汗だくでしょうけど。

Shake It Off / Tim Aker & The Smoking Section

テイラー・スウィフトのヒット曲の大傑作カバー。彼らはフュージョンバンドを名乗ってはいませんが、完全にフュージョンです。とにかくPVのおっさんたちが最高に格好いいので是非見てください。

Sunny / Eli Goulart E Banda Do Mato

名曲のポルトガル語カバー。原曲の角が取れてとろけるような仕上がりに。このあたりのブラジルものはフュージョンと呼ぶべきか迷いますが、一応基準内と勝手にさせていただきます。

Invitations / Tokimeki Records feat. Froya & 宮脇翔平

Tokimeki Recordsは昔の曲を今風にカバーする、おぢの財布を狙ったいただき女子的アーティストなんですが、いくつか素晴らしいカバーもリリースしておりこれもその一つ。ピアノソロとかしびれます。

Bob's Jazz / Candy Dulfer

そういえば来日しますねキャンディ・ダルファー。日本人好みのマイナー曲でダンサブル。もっと評価されて良い曲だと思うんですけどねえ。

Live For The Groove / Pe'z x Nate James

あのネイト・ジェームスとPe'zのコラボなのですが、契約上の関係なのかとにかくネットにありません。一応曲を使ってる動画を拾ってきたのですが、サビに行かずイライラします(笑)まあ仕方ない。めちゃくちゃいい曲です。

Freedom / Spicy Kickin'

ブックオフから100円でサルベージしたのですが、腕利きのスタジオミュージシャンが揃っています。全員バカウマなので聴くほど凄みが増してきます。

ドント・ストップ・ザ・ダンス / フィロソフィーのダンス with Dezolve

超技巧派のDezolveとソニーに移籍した直後のフィロのスのコラボ。イントロはまごうことなきフュージョン。よくこんなクソめんどくさいアレンジにしたなと思いつつ、PV見ると双方の凄まじさがわかります。ちなみにリズム隊はアイマスのオケとかやってて何か納得。

The Latin Man / 松岡直也

なかなかかける機会がなかったのでここぞとばかりに。ヴォーカルがデビュー前、まだ学生の久保田利伸で、既に才能の片鱗を覗かせています。極上のラテンポップですわ。

Whisky's High / Quasimode Feat. Afra

惜しまれつつ解散したクオシモードがヒューマンビートボックスのアフラと共演。ほぼジャズですが、ときどき現れるアフラがアクセントになっています。

Touch The New York Pink / 松岡直也

松岡直也ばっかりかけてますが、ドラムにオマー・ハキム、コンガにレイ・バレットが参加。事故で来れなかったがティト・プエンテが参加予定だったという恐ろしい作品。最高すぎますこれ。

透明色のクルージング / Keishi Tanaka & Fox Capture Plan

Fox Capture Planがやっているので、無条件でフュージョンでいいでしょう。Aメロの合間のディレイとかFCPぽくてニヤニヤしてしまいます。後半どんどんFCP化していきます。

華火夜景 / Bohemian Boodoo

もうちょっと空間的、アンビエント的なイメージのあったBohemian Boodooがストレートなフュージョンをやりに来たイメージです。大きい音で聴くとわかりますが、薄く入っているギターのカッティングが曲を立たせています。

Parallel Tripper / Tsukuyomi

暑苦しくないクライズラー&カンパニーみたいな気もしますが、隙間だらけの難しい曲やりますね。キーボードはBohemian Boodooの木村イオリ。サックスの庸蔵は青山の月見ル君想フでバイトしてたらしい。へー。

追憶の赤い日々 / カルメラ

TRI4THとのカップリングアルバムに収められた曲。そのせいかどうかはわかりませんが、ソロの気合の入り方が限界突破してます。もうちょっと評価されていいと思うんですけどね、カルメラ。

Back To The Basics / Joo Kraus

めちゃくちゃ格好いいんですけど、元曲の「Tom's Diner」が孤独や疎外感を歌った曲なので、何か引っかかるんですよね。EWFの「Getaway」みたいなホーンもかぶってくるし。

Nightbirds / Fried Pride

この人たち「Smoke On The Water」のカバー(傑作!)やってたりなかなかすごいんですが、これも大傑作です。ヴォーカルとギターだけで空間を支配しちゃう恐ろしい人たちです。活動終了しちゃってますが。

若干の機材トラブルはあったものの、今回も楽しく回させていただきました。半年に1回ぐらいやりたいですね。


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