勝負強い騎手、勝負弱い騎手を調べてみた

「ルメールさんは最後の数完歩でゴールまでの距離を計算して、ちょうど馬が伸びきったタイミングで、ゴール板を通過させることができる、だから競り勝つことが多い」


こんな言説を聞くことがある。


昔の名騎手、田原成貴さんも何かのインタビュー記事で、ゴール板に合わせて馬をコントロールしていた、なんて話もしていた。


なので、馬が伸びきったところでゴール板を通過するという技術は眉唾ではなく、存在するのかもしれない。


そうだとすると、騎手によって、その技術の巧拙には差があるはずである。


というわけで、調べてみることにした。


調査方法は、過去5年、1・2着のタイム差がないレースにおいて、1着になった(競り勝った)回数と、2着になった(競り負けた)回数を比較し、ポイント化するという手法を取った。


この手法の是非は分からないし、そもそもデータ数が十分ではないという批判は免れないので話半分に聞いてほしい。


勝負強い騎手

ここでは競り勝った回数が競り負けた回数より10回以上多い騎手を勝負強い騎手と定義している。

で、結果なんだが、堂々の1位は田辺騎手となった。

競り勝った回数は競り負けた回数より28回も多い。正直に言うと、少しも勝負強い印象はなかったので意外であった。田辺さんを少し見直した。


2位はデムーロさん。まあ勝ち切ってるイメージがあるので、そこはそんなに意外でもない。


3位の池添さんも勝負強い印象はあるので、意外にこの雑な調査手法も信ぴょう性はあるのかもしれない。


で、最初に例に出したルメールさんは12位。さすがである。

他にも松山さん4位、川田さん5位とトップジョッキーが顔を出している。

福永さんが入ってないのは気になったが、調べてみたら143位!!!まあ上手い騎手だとは思うが、勝負強い騎手のイメージはないので、こんなもんなのかもしれない。


勝負弱い騎手

ここでは競り負けた回数が競り勝った回数より10回以上多い騎手を勝負弱い騎手と定義している。


堂々の最下位には津村さんが選ばれた。

こういう役に立つか分からない分析をわたしはたくさんやってるんだが、津村さんは結構ダメなランキングで上位に入ってくる。

なので、またあなたね、という感想しかない。

とある界隈では上手いとの評判があるんだが、データ的に上手いと思えたことはほとんどない。


2位の浜中さんは置いておいて、3位は丹内さん。足んないなんて酷い愛称があるが、本当に足りないらしい。


4位の岩田さんは勝負強いイメージがあったので、個人的には意外だった。



というわけで、この考察はここまでとする。


おもしろいと思って頂けた方は、イイネ!!していただきたい。
泣いて喜びます。


他にもいろいろ考察記事は書いているので(役に立つ立たないは別にして)、興味ある方は下記から見てほしい。


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