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[BUCKET LIST ID50]コピ・ルアクを飲んでみる

初めてのエッセイ投稿である。

2週間前に急にやりたいことをまとめたくなった。ネット検索すると「バケットリスト」が目についた。それが有名になった映画は観たことはないが、大方のストーリーは知っている。

バケットリストは88個埋めたところで思いつかなくなってしまった。意外と思いつかないものである(やりたいことの難易度は簡単な事から激ムズまでバラバラだ)。このリストについては、後日にNoteにもアップしようと考えている。

今日は88個ある内の50番目のやりたいことを実現したので、それを記録として書いておく(そのため、タイトルがID50となっている)。

BUCKET LIST ID50 コピ・ルアク

コピ・ルアクは知っている人もそれなりにいると思っているが、ジャコウネコの糞から採られる未消化のコーヒー豆である。

私がコピ・ルアクを知ったのは、道満晴明のニッケルオデオンという漫画の中で、「コピ・ルアクをもう1回ジャコウネコに食べさせて採るコピ・コピ・ルアク」という話からだ。そんなものがあるのかと調べたら、コピ・ルアクまでだった。ちなみにコピ・ルアクもバケットリストの映画に出てくるらしい。

そんなコピ・ルアクは希少価値が高くコーヒーショップでは観たことがない。値段もそれなりに高いらしい。飲める店を探したところ、東京と横浜に数件あった。ちょうど横浜に用事があったため、横浜の石川町(元町・中華街)のポティエコーヒーというコーヒーショップに行くことにした。

そもそも入荷自体が少なく売り切れの可能性もあったのだが、ポティエコーヒーの口コミにコピ・ルアクを飲んだという投稿が今月されていた。それを信じて向かったのである。

石川町の駅近くにポティエコーヒーはあった。店先で入荷有無を聞こうと思っていたが、何かしらは飲もうと思っていたため、案内された2階席に上がっていった。

メニューを開くとコピ・ルアクが載っている。どうやら売り切れのコーヒーは売り切れシールが貼ってあるが、それはなかった。店員さんにコピ・ルアクを尋ねる。ちょうど10日前に入荷したとのことで注文をした。ネットの口コミ情報も信じてみるものだ。値段は1杯2500円、こんな高いコーヒーは初めてだ。

しばらく待つとコピ・ルアクとクッキー1枚が運ばれてきた。

まずは匂いを嗅いでみたが、あまり強い香りはせず、少し弱いくらいな感じがする。そして一口飲んでみる。酸味は少なく、少し強めの苦みを感じ、深みがある。甘さみたいなものはあまり感じがないが、最初はフルーティさを感じるかもしれない。

私自身の味覚解像度に問題があるかもしれないが、コーヒーはよく飲むので、酸味・苦み・深みくらいはわかるつもりだ。でも、飛び抜けた特徴はなく、特別に美味しいものでもなく、不味いものでもない。ただ、酸味が少ない方が好みのため、コーヒーとしては好きではある。

バケットリストに書くほど飲んでみたかったので満足はした。Amazon等でも売られていたが、せっかくならコーヒーショップで飲んでみたかった。それが、今回叶ったのである。会計時に教えてくれたが、半年くらい売り切れだったとのこと。とてもラッキーだった。

他にも糞系はないのかと帰りの電車内で調べてみたら、象の糞から採るブラック・アイボリーというコーヒーがあった(Amazonだと35グラムで3万)。まぁ、それはいいかなと思う。

やりたいことの1つの「コピ・ルアク」を飲んでみることができた。東京のホテルでは1杯5000円くらいで提供しているらしい。また機会があったら飲んでみたい。


コピ・ルアク


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