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この本は何歳から?

子ども向けの本には「〇歳から~」って書いてあることが多い。
これって、子どもに向けてじゃなくて、親へのメッセージ。

本を読んで欲しいけど、どんな本を与えていいかわからないから目安として書いてあるんだろう。

0歳から~、小学生向け、中学生向け、高校生向け
すごく親切だ。

でも、本当にそうかしら。
自分の読みたい本って自分で決めたくなるんじゃないかしら。

先日、友人家族とお出かけした。
本屋さんで待ち合わせをしたら、
小6の娘さんがライトノベルコーナーで足を止めた。

本好きの友人の影響で娘さんも本が大好き。

あ、これは動かなくなるやつだ。

ずっと、本を立ち読み。
子どもの頃の自分たちを見ているよう。

それにしても、「小6でライトノベル読むんだね。」って言うと
友人が「きつねのお話はもう、卒業したんだって。」

きつね?かいけつゾロリ

「恋愛に興味があるみたい。」とヒソヒソ。

そんな年ごろよね~。

「上の段に赤毛のアンって言うのがあるよ。」
「若草物語っていうのも面白いよ。」
親の好みで誘導してみたが、娘さんは聞いちゃくれない。

「スイミングを頑張ったから、買ってください。」と
ライトノベルを4冊持って親に交渉。
買ってもらってスキップしていた。

年齢で本を選ぶんじゃなくて
自分で本を選べるようになるのっていいな。

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