顔がにやけてくる絵本
やさしい表情のお月さまに惹かれて選んだ本
おつきさまひとつづつ
作:長野ヒデ子
私が仕事帰りに見かけて印象的だったのが
幼稚園くらいの女の子を
自転車の後ろに乗せたお母さん
疾走しながら
大きな声で歌を歌っていたこと
しかもやけに上手♪
女の子も楽しそうに歌っていて
通り過ぎたあとで
自然に顔がにやけてしまった
この絵本もそんな雰囲気
お母さんとお話しながらの帰り道が
ほのぼのと描かれている
こちらの絵本を通じて
絵本を作りたい人に伝えたい発想のヒント
見返しも可愛い
表の見返しと裏の見返しで
お月さまの表情が違う!
こういった遊び心っていいですね。
明るい色彩
お月さまだから夜のお話なんだけど
空を黒く描かなくてもいい
全体が明るい色なので
お月さまが煌々と輝いているんだなって感じます
あこちゃんとお母さんの笑顔がさらにひきたちます。
タイトルが手描き文字
タイトルが活字じゃないんですよ。
背文字もそう。
お話に合っています。
幸せな気分になれる絵本だと思いました。
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