ちゅうおっと(駐夫)・小西一禎(かずよし)

米国駐在員の夫「駐夫」・2児のパパ「駐パパ」。元・コロンビア大大学院客員研究員。日経D…

ちゅうおっと(駐夫)・小西一禎(かずよし)

米国駐在員の夫「駐夫」・2児のパパ「駐パパ」。元・コロンビア大大学院客員研究員。日経DUAL、プレジデントウーマン、で毎月記事連載中。ブログ(chu-otto.com)。自らをロールモデルに新たな価値観・生き方を実践、提唱してます。共同通信社政治部記者(配偶者同行制度で休職)

最近の記事

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note本格化にあたり、自己紹介!

 みなさま、はじめまして。  駐夫(ちゅうおっと)と申します。  いろんな方から勧められて、この度、noteを本格運用することといたしました。  #自己紹介 を兼ねて、プロフィールとは別に、これまで書いてきた連載記事のリンクを貼り付けます。  noteでの執筆は適宜、拡充、充実させていきます。  どうぞよろしくお願いします!                     小西 一禎(かずよし)

    • 駐夫グループのnoteを立ち上げました

       駐夫から、元駐夫になりました。久々のnote投稿になります。  今春、3年あまりの在米生活を終えて、本帰国しました。  この間、駐夫グループをfbで立ち上げたのですが、グループとしての発信を強めようということで、新たなnoteアカウントを作りました。  最初の紹介・案内記事は私が書きましたが、以後は、グループを主宰した一人として、その一員となり運営していきます。  こちらの個人noteも、もう少しこまめに書いていこうと思っています。  下に貼り付けたグループnot

      • 解き放たれた思いに溢れる 米大統領選、バイデン氏勝利

         駐夫です。  3日投票の米大統領選。7日土曜の11:30am前、CNNが最初に「バイデン当確」を打ち、他メディアも追随。最後のFOXをもって「マスコミ辞令」は出そろった。  現職は様々な抵抗を模索し、実行に移し、何としても負けを認めようとしない姿勢を貫くが、遅くともサンクスギビング前には、何らかの形で敗北宣言をする形に追い込まれるであろう。周辺の離反はどんどん進んでいく。  一度流れができれば、いかに現職大統領といえども、もはや止められない。何しろ、数字がすべてを表し

        • 自粛生活を乗り切る3つの秘訣    Week10に突入した米・東海岸から

           駐夫です。  10週目に突入した米国・東海岸より、この間の経験を踏まえて、いかに家庭内で、争いや喧嘩、いさかい、さらには言い争いetcを避けながら、生活していく秘訣を3点お示しします。あらためてではありますが。  争いとする以上、普通は夫婦間の話ですよね笑   勿論、そう受け止めてくださって結構です! あえて言わなくてもいいことを言わない  「長い髪の毛が落ちてるよ」  「2階の窓、開けっぱなしで寝たでしょ」  「ゴミ出し忘れた?」  こんなことを、ついつい

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          わが子のために何を残せるのか 集団教育は終わり?で、親は覚悟

          駐夫です。  昨日、目にしたフェイスブックの投稿(猛烈に拡散されてる)で、教育に関する内容が頭にこびりついていて離れない。  直感では分かっていたものの、文章化されたものを目にすると、あらためて事態の重大さを認識せざるを得ない。  まずは引用した以下を。(出典はツイッター参照)  学校はホームスクーリングが基本になり、集団授業は過去のになるでしょう。日本型の一斉入試は不可能になり、オンラインを通じたエッセイテストのような、欧米型AO入試をアレンジしたものが主流になると

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          家族と24時間一緒にいるなんて二度とない 変わりゆく世界に、思いを馳せる

           駐夫です。  筆者の暮らす米国東海岸では、不要不急な外出は禁じられ、街からは人が消えました。子どもの学校はすべて休校となり、妻は在宅勤務を続けています。必要最小限以外の店舗はすべてクローズされ、飲食店はテイクアウトか配達のみの営業を余儀なくされています。  常に煌びやかで一日中人が絶えない、あのタイムズスクエアはゴーストタウンと化しています。世界中から人が集まるニューヨークはひっそりとし「この世の光景なのか」と信じがたい空間が広がっています。  合衆国大統領、NY州知

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          海外生活に慣れる=何かを諦める   「成仏」はたまた「解脱」か

          駐夫です。  サブタイトルで驚いた人もいるかと思いますが、今日はずっと思っていることについて。  海外生活に慣れるということは、私なりに突き詰めて結論づければ「何かを諦める」ことではないだろうか。  渡米直後、日本で大変親しくしていただいた方に、マンハッタンで歓迎会を主催していただいた。その場での会話は「慣れましたか」「どうですか、主夫生活は」などから始まり、そのうち食事事情の話に。  「NYには何でもありますよね」と、その場にいた他の出席者(全員NY歴1年以上)の皆

          海外生活に慣れる=何かを諦める   「成仏」はたまた「解脱」か

          海外暮らしが「日常化」する恐ろしさ

             以前(1年2カ月前)、こんなツイートを投稿した。  期間限定の米国暮らしが「非日常」から「日常」に陥って(←あえてこの表現)しまっているのではないか。  生活し、生き抜くということは、その地に溶け込む人間の適応過程であるものの、あまりにもそれが流れ作業的な一日一日になってしまってはいないか。  それがゆえに、渡米後に五感で味わった感覚を忘れてしまっているのではないか。  こんな問題意識が沸き起こり、たまたま新年度を迎えたこともあって、つぶやいた。  慣れという

          海外暮らしが「日常化」する恐ろしさ

          自分がマイノリティになってみて

          駐夫です。  突然だが、アメリカにおいて、我々日本人はマイノリティである。いくら移民の国、多国籍人種が揃っているとはいえ、いくら42万超の邦人が米国内に住んでいるとはいえ、マジョリティであるはずはない。  仮に日本人が国際結婚したところで、グリーンカードを所得したところで、もともとの人種が変わらない以上、それは揺るぎない事実だ。  さて、  渡米以来、こちら在住の日本人との会話で大いに盛り上がるのは  ①日米異文化の比較考察  ➁自分がマイノリティになったこと  

          海外暮らしでの夫婦喧嘩を乗り切るには

             唐突だが、皆さんは夫婦喧嘩はしているのだろうか。 「喧嘩するほど仲が良い」とはよく言ったもの。反面、喧嘩をしないことこそ、仲の良い証との声もあり、真相はよく分からない。まさしく、100組の夫婦があれば、100通りの類型があるのだろう。  わが夫婦は、下記リンク記事で書き込んだように、喧嘩というか、夫婦間バトル=本音でぶつかり合う機会が昨秋から増えている。なあなあでも何となく過ごせるし、実際に過ごせてきた日本では、アメリカのように、次から次へと決断を迫られることはない

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          収入ゼロになったときの心構え キャリア中断の駐妻・駐夫はどうする?

           結婚後も、バリバリ働き、稼ぎ、欲しいものを自分のお金で買ってきた人々。それが、ある日を境に、キャリアを中断して、配偶者の海外赴任に同行し、駐妻・駐夫となる。  現地で働かない限り、リモートワークでもしない限り、十中八九、収入ゼロになる。  その時、どうするか。どのような心境に至るか。そして、どう対処すべきか。  私自身、それほど重苦しく、深刻に思い詰めた記憶はない。雀の涙ほどの貯蓄に加え、会社を辞めていない=いつでも戻って復職できる、、との強みがあったためだろう。

          収入ゼロになったときの心構え キャリア中断の駐妻・駐夫はどうする?