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50タカって便利だな

バングラデシュのお札でどのお札が好きか聞かれたら、50タカと答えることが多い。リクシャにちょっと乗るとき便利だからという理由だ。

リクシャにちょっと乗るときに、値段を聞くことは少し野暮なような気がする。もちろん、近所のリクシャの値段は知っているから、聞かなくてもわかるけど、あまり知らない場所に来ても、「いくら?(こと たか?)」と聞くと、リクシャの運転手さん(リクシャワラ)に、「あ、こいつこのあたりの奴じゃないな。」と分かってしまう。そこで便利なのが50タカだ。
Googleマップで、距離を調べる。そんなに長い距離じゃなさそうだったら、値段も聞かずにリクシャに乗って、降りるときに50タカを渡してみる。
大概のリクシャワラは、ここで通常のお釣りをくれる(まれに10タカぼったくられることもある)。自分の家の近所でいつも乗っているリクシャの値段と比較して、こんなものかと思うときもあれば、安かったなと思うときもある。これを繰り返すことで、ダッカの中でも色々な場所のリクシャの正規料金を知ることができる。

50タカは、リクシャの正規料金調べ以外にも、もちろん役に立っている。でも、よく考えたら、リクシャの正規料金調べに一番役に立ってるし、それだけで本当に便利でいつもお世話になっている存在だなと思う。

今度お友達にも、50タカが便利なこと話してみようかな。

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