見出し画像

2024年の手帳は何を使う?

10月に入って書店や雑貨屋さんに手帳コーナーができてきた。

私はとても紙の手帳が好きなので
手帳コーナーを見かけたらうろつかずにはいられない。
毎年紙の手帳を使っているのだけれど、
これは藤沢優月さんの『夢を叶える人の手帳術』
という本を読んで非常に感銘を受け、
その方をきっかけに紙の手帳を使い始めたため。

予定の管理だったらGoogleカレンダーやアプリで良いのではと
考える人は多いかもしれないけれど、
私が感じている紙の手帳のメリットは2点ある。

stand.fmでもおしゃべりしています。

以下はだいたい文字起こししたものです。

紙の手帳のメリット ①自分がこれをやってみたいと感じた思いつきを書きやすい

多くの場合、外部から投げ込まれる
「あれやってこれやって」という緊急対応で
1日が終わってしまうかなと思う。

子育て中や介護中など、
自分のためではなく誰かのために生きている時間が
長くなりがちという方は、特にそうかなと感じる。

ただ緊急ではないけれども
自分の中で思いついた大切なアイディアは書き留めておかないと
せっかく降りてきたインスピレーションが流れていってしまって
非常にもったいないな思う。

思いついたらとりあえず
スケジュール帳に書いておくということで
実現の第一歩が踏み出せる のではないかなと思う。

紙の手帳のメリット② 予定を点ではなく空間として把握することができる

例えば7時に駅に待ち合わせという約束があったとしても
その駅に行くまでの時間が必要だったり
何時までそこに滞在するのかというように
予定は「空間」として存在していると思う。

ただ女性性の脳は空間把握が苦手と言われていて
なんとなく、あれもこれも入るんじゃないかなと思って
何でもかんでも詰め込んでパンクしてしまったり、
あるいはまだ大丈夫だろうと思っていたら
遅刻するということも時々やってしまいがち。

この①、②をアプリでやってみようとしたことがあったが
今のところうまくいっていないため
今年も紙の手帳を使おうかなと考えている。

手帳のタイプ

手帳のタイプとしては

  • マンスリー(月ごとのページ)

  • ウィークリー(月と週ごとのページ)

  • デイリー(1日1ページ)

というように、いくつか種類がある。

私はウィークリー派で、
週単位で予定を管理していたり
思いつきをいろいろ書きたいということで
マンスリーだとちょっと少ないなぁと感じているため。

デイリーの代表として「ほぼ日手帳」があり
 私はこれに非常に憧れてトライしたことがあったが、
1日1ページのため空白のページが増えてしまって
挫折してしまったという経験がある。

その他のタイプ分けとして

  • バーチカル型

  • ホリゾナル型

がある。

バーチカルというのは垂直に時間軸が書かれているもの
ホリゾナルというのは横方向に時間軸が書かれているものを指す。

先ほどご紹介した藤沢優月さんはバーチカル型を勧めておられる。
というのも、人間の脳は時間を把握するとき
縦方向に書かれている方が
頭に入りやすいからとのこと。

私もそれに倣ってバーチカルをずっと続けていたが
仕事の予定は会社のスケジュールアプリを基本的に使っているため
自分の手帳が平日の欄がスカスカになってしまう
という悩みがあった。バーチカルタイプは個人事業主さんなどが使われると
良いのかもしれないと感じている。

ホリゾナル型は横方向に時間軸が書かれているので
左側がスケジュール、右側がメモ欄になっているタイプが多いかなと思う。

最近はメモ欄が多いタイプが人気で、いろいろと種類が出ている。
私は、今年(2023年)の手帳はNOLTYのエクリというのを使っていた。
こちら日本能率協会さんという、
手帳というとこちらの会社さんというくらい
書店にたくさん並んでいる会社から出版された手帳になっている。

私はどちらかというとTODOリストがどんどん増えていくタイプのため
このNOLTYがいいなと思った理由は
バーチカルの一種ではあるものの、
バーチカル欄が紙のスペースの4分の1程度に収められていて
あとは全部メモ欄というふうになっているため、
すごくいいなと思って使っていた。

TODOリストに溺れる問題

このメモ欄が多いのは良かったのだけれど、
TODOリストに溺れてしまうという現象が、今起きている。

やらなくちゃいけないことや、
やりたいことや、
頼まれていること、などなどを
関係なしにメモ欄にどんどん書いているため、
急ぎなのか急ぎじゃないのか
私がやりたいことなのか頼まれたことな
ぐちゃぐちゃになり、
何がなんだかわからなくなってしまっている。

あとせっかく「やりたいこと」を書いてるんのだけれど、
やらなくちゃいけないことに押されて
後回しになった挙句、週末に次のページに書き写ということを
繰り返すということが起きている。
中には半年間くらい先送りしているタスクもある。

後回しになったタスクの対策

本来3回先延ばししたら問題ありということで
見直さなければいけないと言われている。

先延ばしになるということは、
着手するのに何かの壁を感じているということなので
手がつけやすいように細分化するなどのように、
やり方を見直す必要がある。

あるいは、
「本当は心の底からやりたいと思っているわけではないんじゃないか?」
と自分に問い直し、
きっぱり止めてしまうという方法も考えられる。
来年の手帳を選ぶ上でこのTODOリストに溺れる現象を
何とかしなければいけないなと感じている。

2024年の手帳候補5選

私が手帳コーナー巡りをしていて
2024年手帳で気になっているものを5つご紹介したいと思う。

1つ目は藤本さきこさんという
『お金の神様に可愛がられる方法』という本を書かれている方の手帳。

藤本さきこさんは毎年
デイリータイプ(1日1ページタイプ)の手帳を出版されていた。
1日1つのワーク(問いかけ)に対して
自分の思いを書き出していくという手帳になており、
「素敵だな」と思って手に取ったことがあったけれども、
やはり私はウィークリータイプの方が性に合っているため
デイリーだとどうもうまくいかず、挫折してしまっていた。

2024年版になってなんと
横軸タイプのウィークリーに変更されたということで
これは本当に嬉しい変更で、非常に気になっている。

この「設定変更」というのは
人生を辛くさせる思い込みや価値観というのを
誰しも持っていると思うのだけれども、
こちらを自分にとって望ましい価値観や思い込みに変換することで
人生そのものを変えていこうというコンセプトになっている。

2番目はNOLTYのエクリ。
今年使ったのと同じタイプで、
TODOリストに溺れる現象を解決できたら
このタイプが一番、今の私には合っているなと感じている。

3番目はコクヨのソフトリングダイアリー手帳マンスリーブロック。
こちらの手帳は、私が記憶する限りは初めて見るタイプだと思う。

マンスリーと書かれている通り
カレンダータイプになっているのだが、
なんとノート部分が60ページもあるという
素晴らしい作りになっている。

「バレットジャーナル」という言葉を
聞いたことがある方もいらっしゃるかもしれないけれど、
セミバレットジャーナル的な位置づけの手帳だと感じている。

「バレットジャーナル」はスケジュール帳の枠にとらわれずに
自分に合ったスケジュール帳を作りたいという方に
とても人気のものになっている。

スケジュールだけではなくて、
日々の記録を取りたいとか、
日記とかもつけたいというニーズがある方が
バレットジャーナルをやっておられる印象がある。

また、家事や育児、細かいタスクが多い方、
特定の何時から何時までにやるというように時間は決まってないけれども
いろいろと用事が多いという方にもお勧めとのこと。
自分に合った日記帳とかスケジュール帳が見つからない人が
最終的にたどり着く場所というふうにも思う。

「バレットジャーナル」という言葉でネット検索すると
すごく素敵な手帳がたくさんたくさん出てくる。

これも「素敵」と思って一度トライしたことがあったが、
こちらも挫折してしまっている。
自分で線を引いたり、イラストを書いたり、
文字を書いたりするのが面倒くさいというずぼらな理由のため。

こちらのソフトリングダイアリーは
カレンダー部分は印刷してあって
あとは好きに使ってという状態になっているため、
バレットジャーナルに再チャレンジするにはいいかもしれない。

4番目はロルバーン2024手帳。

こちら先ほど紹介したコクヨさんの手帳と同じく、
マンスリーカレンダーにノートが多めという作りになっているが、
ちょっと外国のノートっぽいと言うか、
オシャレな作りになっていて
表紙の種類も非常に豊富で、見ているだけでもワクワクする。
また、少しクリーム色の紙を使っていて目に優しいと感じている。

5番目は『季節とともに機嫌よく過ごす暮らし手帳』というもの。

こちら二十四節季や月の満ち欠けについて書かれている手帳で
横軸のウィークリータイプになっている。

二十四節季というと、
「秋分」や「春分」というのはよく耳にするし
なんとなく気にしたりもしてるけれども
その他というとあまり気にしていないなと感じる。

私はそこそこ田舎の方に住んでいるけれど、
自然を感じる機会は意外と少なく、
ショッピングモールなどの展示物で
「そろそろハロウィンか…」と感じる状態になっている。

二十四節季でいうと、今は秋分の時期だけれど、
10月9日からは「寒露」、
その後10月23日頃からは「霜降」というように
文字を見ることで日本の繊細な季節のうつろいを感じ取ることができ、
すごく豊かな気持ちになるんじゃないかなと思い、
こちらの手帳も非常に気になっている。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?