人は何歳になっても自己ベストを更新できるのかチャレンジしてみた⑪
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人は何歳になっても自己ベストを更新できるのかチャレンジしてみた⑪

ゆちゃぼん

好きな時間に好きなだけ走ってたアラサー時代の自己ベストを、アラフィフおばさんが更新しようとしているお話。今回は、やったことのないスピード練習など取り組んで故障してしまって焦る気持ちと、ランニングは1人で走っても仲間と繋がっていると気づかせてくれた駅伝チームに参加したことについて書いてみます。

ASICS WORLD EKIDEN 2021

10月末、ショートインターバル中に右ハムストリングスを負傷する前に、たまたまasicsのこんな広告を目にしていました、「タスキは、想いだ」。https://www.asics.com/jp/ja-jp/mk/uplifting-minds/asics-world-ekiden
どんなに大会が中止になっても、参加賞が豪華であっても、これまでオンラインマラソンというものに一切エントリーしてこなかった私が、ん?となったのは、「バーチャルタスキ」なるものを仲間に繋ぐ、という触れ込み。どうやって繋ぐんだろう?しかも昨年が初の試みで、コロナ禍で5万人が参加した?え、参加費無料?そして、アラサー時代に夢中になったレジェンドたち(有森裕子さん、高橋尚子さん、野口みずきさん)もチームになって参加するですって?
で、物は試しに、6名体制のチームを作ってみようかなと、私の姉たち(私は三姉妹の末っ子)と、普段からやり取りしているランニング仲間2チームに声をかけてみたのでした。

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思いつきで声をかけた身内の姉たちには、その夫たちにも参加してもらって混合カップルの6名体制でのチームビルディングを目論みましたが、「走るはちょっと無理かな」「返信してなくてごめん~。1キロも走れないし、ムリ」とあっさり断られて、即企画終了。
一方で、普段からランニングが生活の一部になっている人たち、または、もっと走るためのきっかけを探っているような人たちは、予想以上に早い反応が返ってきて、結果的に2チーム成立しました。
1つは、産後、育児と向き合いながらもゆるゆると走っているママラン仲間のチーム。
もう一つは、こちらでも取り上げた、比較的本気の人たちが多いオンラインマラソン部(とはいえ、集まったメンバーは緩いの許してくれる人たち)。
どちらも、何キロの区間を走りたいかなんとなく聞きながら、11月になったら正式エントリーしよう、と、軽い気持ちでスタートしたのでした。

筋膜リリース整体

駅伝チームを立ち上げた直後に私自身が負傷してしまったものの、実際の開催期間まで2週間ほどあるし、長くても10キロの区間走るくらいは何とかなるだろうと高を括っていました。ところが、前回のお話に出てきたハーフマラソンで更に無理をしてしまった後、普通に生活していても、右のお尻と腿の付け根が痛い。屈む動作は更に痛い。通勤中、普段駆け上ってた駅の階段を登ると息が切れる。痛みが引かないことに、だんだんと焦ってきました。駅伝チームメンバーには、なるべく開催期間の終了間近に短い区間で走らせて欲しいとお願いしつつ、筋膜にアプローチをしてくれるような治療を受けるのが一番回復は早いし確実、というのを聞いて、会社帰りに寄れる整体院をネットで探し、HP上に「ランニングによる故障を早く治したい方」と書いてあるところを予約しました。
そこで受けた施術とは。先ずは先生の前で前屈するように言われ、何処が痛いか伝える。その後もベットで仰向けになって膝を立てたり片脚を上げてみたり四つん這いになったり、横向きになったりしながら、一つ一つ痛みなど伝えていくのですが、面白いのは患部と逆側の、何でそこ?というところを揺らしたり絶妙な角度を探して持ち上げたり、引っ張ったりしていきます。例えば私は右のお尻が痛いのに、左の足を伸ばす角度にこだわってそっちを徹底的にさすったりしてました。
また、先生が足の甲や、足裏を上から押さえつけるのに抵抗して思い切り引き上げてみるように言われたり、ボールを膝の間に挟んでお尻を上げる、みたいな動きもいくつかやりました。そうやって一つ一つやりながら、はい、もう一度屈んでみて、今は何処が痛い?というのを5〜6回やったでしょうか、最後に、「じゃ、走ってみて」と言われました。

意外なアドバイス

先生の前で、いつものイメージで走ってみると開口一番「ほんとにいつもそんな走り方してる?」と言われました。そこで見せたのは、どこも痛くない時に走り始める前にしていたドリルの1つ、バウンディングに近い動きでした。骨盤を前に出すように足を前に出して、膝から真下に着地するイメージ。意識した訳でなく、歩く時も走る時もいつもそのイメトレをし続けていたので、自然とそうなっちゃったのだと思います。すると、
「その動きが、今回痛めた原因。骨盤を前に出す、とかイメージしないで、何も考えずに、無の境地でもう一度軽く走ってみて」と言われます。
無の境地になるのも難しかったので、今、目の前の信号がチカチカになるからとにかく渡らなきゃ、と小走りするイメージで動いてみました。トレーナーや夫にも指摘された、私が元来していた、ちょこちょこ走り、ずり足走りです。
「そう、それ!それでいいんだよ。変に頭の上下動がなくて、ずっといい。」

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帰り道。すっかり遅くなってしまい、つき志まばしを渡りながら家に電話すると、「んー大丈夫、でも腹減った」と息子。どうやら朝、冷蔵庫に用意しておいたものも娘も息子も面倒がって私の帰り待ちらしい。急ぎ足で戻る脚は、施術のおかけで行く時よりも軽くなっているけれど、心は重々しくざわつきまくってました。先生との会話が脳内リフレイン。
「じゃあ、私はまず今何をすべきでしょう」
「まずは、痛みがあるうちは走っちゃだめ。これまでやったことないような足の上下の動作を一気にやってしまったことで、ふくらはぎからお尻の付け根までガチガチになってて、さらにそこにインターバルやハーフを走ったことが影響してるので、少しフォームのことは忘れて。」
「厚底の反発で痛めた筋肉が不足してたなら、筋トレとかはしてもいいんでしょうか」
「結局走るための筋肉は、走ってつけるのが一番だから。先ずはもとの、ずり足でジョギングから始めてみて。それまで筋トレやスピード練習なんかも、おやすみして。」
え。。あれだけ追求してきた骨盤を前に出すフォームを、忘れろと…?
何だかんだ言ってもほんの少しずつ、前進している、と思っていた私は、ここにきて、すっかり大混乱に陥りました。(つづく)

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ゆちゃぼん
アラフィフ派遣社員、二児の母。ランニング、銭湯、ダイエット、子育て、仕事やこれまでのチャレンジを通じて日々感じたことなどを書いてみます。夢は、産後女性が好きに走りたいときに皆んなで子どもを見守られる寄合所のような場所を銭湯の至近距離に作ること。