人は何歳になっても自己ベストを更新できるのかチャレンジしてみた⑧

コロナ禍、数々の大会の中止・延期が続く中、マスクなしで普通に走っていた15年前の大会自己ベストを超えられるか、地味に身体改造中。課題を見つけて、改善の努力をすると、結果はいつか出てくるものだと信じながら。

オンラインマラソン部?

目指していた横浜マラソン中止の発表から遡ること1ヶ月前。Facebook上でこんな広告が飛び込んできました。
「川越式マラソンメソッドオンラインマラソン部0期生募集〜世界的マラソンランナーを多数育成した川越学氏が6カ月間あなたに寄り添います」

川越監督。。5月に時点に私が申し込み損なったイベントはこちら↓

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定員5名という激戦に申し込み開始翌日には満席で、じゃあ監督の著書を図書館で借りて自分で出来るところまでやってみようかな、と読み始めたのが「誰でも4時間切れる!効率的マラソンメソッド」でした。

今回の広告を見つけた私は思わず、パーソナルトレーナーにリンクをLINE。すると、私が思ってたのと全く同じ反応。。
「なんかすごくボリュームあって最後流し読みしちゃったけど、、これを読んでる人だけの限定価格!急げ〜ってネット通販みたいな匂いがするね(笑)」
はい、、私も、スクロールしてもスクロールしても続く、その訴求説明の長さに気持ちは萎えました。こういう手法は、逆に構えてしまいます。
しかし、どうやってもキロ6分台が限界、インターバルやっても、夫が言ってた「慣れてくうちにスピード出る」説はウソじゃんという気持ちは強まり、サブ4の5分40秒になんて到底行く気がしない、と諦め気味になっていた私の深層心理に、その広告は見事に漬け込んでくるタイミングでもありました。
果たしてそれから1週間もした頃だったでしょうか、夫にもトレーナーにも言わないまま、まぁ、zoomでアドバイス受けるくらいならいいでしょ、と、こっそり申し込んだのでした。
もうこうなったら何でもやってみてやる精神です。

オンライン部の活動とは

9月に入り、そのオンラインマラソン部は静かに始まりました。

・体調管理把握のための専用アプリの入力(コンディション、睡眠時間、食事内容、トレーニング内容など)
・動画(ストレッチ、ドリル、マッサージなど)提供
・Facebookの非公開グループ内での投稿
・月に2回のグループ別zoom meeting

入部してみたものの、基本は自主的に入っていかなくても叱られるわけでもなく。アプリの入力とか面倒だな、、と思っていました。同時進行で食事の記録なども別途やっていたので、入力行為そのものが億劫でした。
それが、第1回オンラインミーティングというのに出てみてから、少し意識が変わりました。そこでは実際に川越監督が、ご自身のメソッドについて講義され、都度都度質問ありますか?と我々に投げてくれるのです。元来、ストレングスファインダーの学習欲1位の私。ましてや、この数ヶ月、自分なりに色んなアプローチをしてきたベースにしようとしてきて感じた疑問を本人にぶつけられる機会はそうそうありません。
また、Facebook上では基本的に監督が答えてくれることはそれほど期待できないようなグランドルールが謳ってあった割には、投稿するとちょこちょことコメントがいただけることもあり。部員同士の自己紹介時に、私は思い切ってこちらのnoteを貼ったところ、「拝見しました。サブ4目指してがんばりましょう!」と監督ご自身からコメントいただいたとき、これはもう後には引けない、と思えただけでも入部の意味があるように思えてきたのでした。

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ランニングフォームクリニック@皇居

第一回オンラインミーティングの翌日には、オフラインでも、皇居で監督から直々にフォームをチェックしてもらえるというイベントに参加する機会がありました。娘のワクチン接種のために、変更して参加した午後の受講者は4名。ここで受けた内容が、こちら。

❶ランニングフォーム講座
・講義
・ビフォー撮影
・個別ワンポイントアドバイス
❷フォーム改善ドリル指導
・数種類のドリルを紹介(個別アドバイスを意識して練習すると効果的)
・アフター撮影
❸皇居1周慣らしRUN(5キロ)
❹質疑応答

実際にお会いした監督は、写真や画面越しなどのイメージよりほっそり、シュッとしている印象でした。
監督の前で走ってみて、個別アドバイスとして私が言われたのは、
・腕は横に流れているから、なるべく後ろに引く
・もう少し前に傾いて、リズム良く足を運ぶ
ということだったと記憶してます。

その後、基本立ち姿勢から、ストレッチやドリルを30分以上かけてやりました。これまでの人生でここまで股関節を酷使したことはないほど、股関節周りをたくさん動かし、一通り終わった頃には間違いなく筋肉痛がくる確信がありました。
その後、もう一度監督の前で走り、動画も撮影してもらい、その後皇居を一周走った結果。

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え、、?そんなにがむしゃらに走った訳ではないのに、これまで出たことがない5分34とか39って何…?これはいったい?

さらに数日後、ビフォーアフターの動画まで送られてきて、そのコスパに感動。この講義をきっかけに、ひたすら自分のフォーム(特に骨盤の動き)と、YouTubeの動画漁りと、各種書籍の拾い読みの幕開けとなるのでした。(つづく)

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