田舎娘が関東の私立中高一貫校に勤める話①

3年目の春からは「非常勤講師」として働く。

現在24歳、教員2年目の私は千葉県の中高一貫校で英語教師として勤務している。

大学卒業前までは、地元で公立の教員になるつもり、というかそれしか選択肢は浮かばなかった。大学の教育系講義の教授たちは、公立の話ばかりしていたので、私立なんて全く頭になかった。しかし、公立の一次試験を受けた私は「やばいわ、これは落ちるかも」と急に焦った。我が家は母子家庭なので、すぐに働きたい、働かねばと、これまた他の選択肢は浮かばなかった。

すぐさま地元から関東までの私立に履歴書を送りまくった結果が、今に至る。今になってみれば、もっとよく調べて、学校を選ぶべきだったと後悔している。

私のように後悔する若者は多いのではないだろうか。あるいは、私立という選択肢にまだ気付いていない者もいるだろう。

昨今議論されているように、教育現場は様々な問題を抱えており、いざ働くとなると、自分の職場選択の失敗など、考えている暇はないのが現実だ。

が、そんなことを言っていては変化は訪れない。なら自分で変えてやろう。そうだ、働き方改革だ。

3年目の春からは「非常勤講師」として働く。

これが私の選択である。

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