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最近考えていることたち ーvol.3ー

いつも3つくらいの題目でちょこちょこ思ったことを書いていますが、今日は1つだけに絞って語りたいです。

最初、もしも拡散されたりしたら燃えそう…と思ったので有料にしちゃおうかなと考えたけど、タダで読んだ人の記事の感想を有料にするのってずるいのでやめました。

そして、読んでてムカつく!と思う人も出てくる内容になってると思うので読みたいと思う人だけ読んでください。きっと共感しづらい内容だと思います。
ムカつく気持ちになったらゴメンねw先に謝っておきます。

サポーターってなんだろう

最近、ちょいバズってた「熱心に応援してたけどチームは勝てないし毎回試合に行くのもキツいし、でも愛はあるから弱火に応援することにしたら楽になった」みたいな記事を読みました。

Twitter(X…?)の世界ではかなり賞賛されてて、「読んで私も楽になった!」「こういう感じだって立派なサポーターだよ!」みたいなコメントがたくさんついていたと思います。
ただ、私は結構モヤモヤしてしまっていて、なんでなんだろう~と思ったのでちゃんと言葉にしていきたいと思います。

モヤモヤの所在地

たぶん、記事を書いた方や記事そのものに対してモヤモヤしているというよりも、読んで引用RTしてる人の「これが今どきのサポーターのあり方!」「熱心に毎回現場行ってるサポーターなんてガチすぎw」「ゆるふわでい続ける方がスマートで頭の良いサポだ」と言いたいような空気感?がモヤモヤの原因だと思います。これはかなり悪意のある書き方ですが。

記事を引用することを「熱く激しく応援できない(したくない、しない)けど、私はどこそこの"サポーター"だ」って言いたいだけの都合のいい免罪符にしてません???って思ってしまうのです。

私の中での「サポーター」って、やっぱり「どんなに勝てなくてもどんなにチーム状況が悪くても、絶対に現地で応援することをやめない人」なんですよね。
そう思うと、スタジアムの中でサポーターって言える人ってほんとの一握りになっちゃうのですが、全然私はそれでいいよなって思います。

なんでみんな自分のことを"サポーター"って言いたいんでしょうか。別にファンとか、好きでいいじゃんって思うのです。

自分のことを言えば、現状私も家に赤ちゃんがいる身なのでナイターの試合はあまり行けないし、日程に無理のあるアウェイなんかも全然行けない。でも試合結果は気にしてるし、行ける試合は行くし、レイソルのことを好きな方だとは思うけど今は全くサポートできてないなと思ってます。

一方で、今年リーグでまだ2勝しかしていないレイソルのことをほんとに毎回現地に行って、文字通り熱く激しく応援している人がいることを知ってて、その人たちに面と向かって「いろいろあって試合に行けないけど、あなたと同じサポーターです」「今どきは弱火に応援する方がスマート」なんて言えますか?と私はやっぱり思ってしまうのです。

みんながゆるふわ応援でいいのかよ

じゃあ全員がゆるふわに応援するようになったら、それはあなたの理想のスタジアムの光景ですか?とも言いたくて。

大半の人間が、忙しいから~と試合時間に遅れてきて、席でスタグルもぐもぐ、スマホいじいじしながら適当に応援して、試合時間に間に合わないから選手の横断幕は貼らなくていいよね、暑くて大変だから大旗を運ぶのもやめよう、でもみんなクラブのことを好きな気持ちはあるからいいよね、ってなります???

毎回試合開始の何時間も前にスタジアムにきて、選手の横断幕を貼ったり、いろんな人に協力を仰ぎながら大旗を運んで試合開始前の一瞬のために出せるようにしたり、今日はどんな意味のある試合でこういう応援をしてほしいと周りの人の応援を後押ししたり、そういうことをやっている人がいるから、みんなの好きなあのスタジアムの光景が完成していることを忘れちゃいけないよなと。

きっと、記事を書いた方はこういう人たちがいてJリーグの試合が成り立っていることも承知で、現状の自分の気持ちを書かれたのだと思います。
ただ、それに乗っかって、「ゴール裏で応援してる熱心な奴は、私のようなゆるふわなサポを認めてくれない。家庭の事情とかいろいろあるのに…」みたいなことをつぶやく人を目にしてモヤモヤしていたのだと思います。

そりゃ全然熱量が違うもの、「試合に来ないけどあなたもサポーターだよ!」とは言えないでしょう。

ここまで書いて思ったこと

みんなそれぞれライフステージや生活環境、価値観が変わるのは仕方のないこと。

それで好きなクラブを思うように応援できなくなって、思い悩むフェーズがあって、割り切ってスタジアムに行かなくなるとか、考えるのをやめるとか、いろいろあったんだと思います。
ただ、自分のことを「どこそこのクラブの"サポーター"」と言いたいのであれば、ぐちゃぐちゃ言い訳せずに今できる自分の最大をやって欲しいと私は思います。

私にとっての"サポーター"はそのくらい高い存在である、ということを言いたかった。
でも「無理のない範囲で、楽しいと思えるレベルで、誰だって応援する気持ちがあればサポーター」というのが、今インターネット上で良しとされる風潮。

そういう意見で埋め尽くされたくないな、それは私の思うサポーター像ではないなと思ったのでこの記事を書きました。毎回現地に行って、スタジアムの雰囲気づくりに貢献しているあのサポーターたち(団体に入ってるとか入ってないとか関係なく)のことを私はリスペクトしたい。

そりゃ勝てなきゃつらい。苦しい。でも、熱く応援してるからこそ、試合終了間際のゴールで勝ったらとんでもなく熱くなれるし、その逆を食らったらめちゃくちゃ悔しくて泣けるし、それがスポーツ観戦の醍醐味だ。その気持ちをさらに増長させて、スタジアムに一体感を持たせてくれているのは、彼らのおかげだと思っているから。

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