タラパティの BEAST 14 言い争いと話し合い
ネットフリックスにあるインド映画の『BEAST』英字幕部分を翻訳してみました。素人の意訳ですがご参考までに。
基本的に映像を見ながらというのが前提。
話者の名前はネタバレ防止のため、最初は「見たまま」。その後正体が判明した時点で「男」→「キーリ」のように変化。
ネタバレの影響がない場合は最初から役名で記載。
台詞以外の字幕部分は「字幕」「歌詞」と記載。
話者が不明の場合は「音」等と記載。
【 】は場所・場面・状況等の説明。
( )筆者による注釈。
<>筆者による状況説明。
タイムコードは残り時間を指す。
見出しは筆者の趣味です。
言い争いと話し合い
言い争い
【モール内 厨房】
<ヴィーラがテロリスト達を緊縛中>残59:05 頃
ドミニク:このあとどうなる?
あとは巾着みたいに紐を一気に引き絞るだけで
あいつらはオイルサーディンみたいに密着するんだ。
腰回りを紐で絞めるズボンはいたことあるか?
ラーム:知るか!
プリティ:あなた、あの娘に目配せしてる?
ヴィーラ:目配せ? 誰に?
プリティ:あっちの子。
ヴィーラ:気は確かか?
この状況下でよくもそんないかれた質問するもんだ!
どこの誰がそんな真似を?
プリティ:この厳しい状況下でさえ誰かの気を引くことができるなら万事正常に戻った暁には物事がどう運ぶのか想像してみなさいよ。
ヴィーラ:バカなことを。
プリティ:それならどうしてあの娘の目はあなたに釘付けなのよ?
ヴィーラ:あの娘が俺を見てるって?
彼女はどこか違うところを見つめてるよ。
プリティ:あなたがあの娘を見たから、目をそらしたのよ。
あなたが見るのをやめれば、また視線が戻ってくるわよ。
ヴィーラ:そうか?
おい、注意しろ。
そいつを死なせたくないからな。
ちゃんと息ができるようにしておけ。
君の言った通りだ。
あの娘、俺を見てる。
(アパルナに)何故そんなに俺を見つめるんだ?
アパルナ:あなたではなく、あなたがテロリスト達を縛り上げるやり方を見学してます。
ヴィーラ:あ、そう。
彼女はスキルを学んでるんだ。
プリティ:それの何が彼女にどう役立つのよ?
ヴィーラ:確かに!
このスキルを学んで一体どうするつもりだ?
アパルナ:私はインド警察の試験に合格しています。
現在は訓練の待機期間です。
ヴィーラ:インド警察?
アパルナ:そうです。
私はあなたの行動に触発されました。
何かお役に立てませんか?
ヴィーラ:ああ! こっちのチームに入れ。
来て。
手を貸して。
プリティ:何ですって?
ヴィーラ:手が足りないんだ。
プリティ:何言ってるの?
ヴィーラ:そのロープを貸せ。
プリティ:そこに居なさい。
アパルナ:失礼ですが、どいて貰えます?
プリティ:何て…
アパルナ:失礼します、サー。
もし構わなければ
一言申し上げても?
ヴィーラ:続けて。
アパルナ:この救出作戦が終わるまで
この女性に邪魔しないよう頼んでください。
プリティ:はい?
この女性?
ヴィーラ:そのロープを取って。
声:一触即発だ。
プリティ:ちょっと、もし私達に手伝いが必要なら
その時あなたを呼ぶわよ。
自分の場所に戻って。
ラーム:ボクの彼女に一本取られた?
一緒に復讐する?
ボクらで恋をかたる?
アパルナ:ありえない!
あなた、彼女に嫌われてるわよ。
何故自分を彼女に押しつけるの?
どうして彼女以外に目が向かないの?
ラーム:彼女の代わりに君の姿をタトゥーしろって?
アパルナ:バカ!
ラーム:どうやったら最後の瞬間に心変わりができる?
ドミニク:まだ背中が空いてる。
他の誰かの絵姿を描いたらどうだ?
ラーム:彼女の編んだ髪の先はここまで伸びてるんだ。
ドミニク:その上にジャスミンの髪飾りでもタトゥーすれば?
もういい、怠け者め!
あっちを向け。
話し合い 56:24
無線機:誰かそこにいるか?
応答せよ。
誰か?
繰り返す。
誰か?
応答せよ。
ヴィーラ:はい。
首領:この計画が失敗したことは分かっている。
とはいえ、君の組織による計画は素晴らしいと言わざるを得ないな。
そして君の遂行は名人級だった。
たいしたものだ。
次はもっとましな計画を準備するよ。
私はインド政府に知らせた。
私は自分の国に帰る。
兄弟のウマール・ファルークを連れずにな。
しかしそのためには、私の部下を返して貰いたい。
ヴィーラ:それでこちらの得るものはなんだ?
首領:人質30名と部下6人の交換だ。
ヴィーラ:ダメだ。民間人全員を帰せ。
首領:それは無理だと知ってるはずだ。
人質なしには私がこの国を出ることもできない。
それは俺より君の方がよく知ってるだろ。
違うか?
ヴィーラ:もっともだ。
マシな取引のように聞こえる。
【臨時作戦本部】残 55:16
アルターフ:ハロー
首領:アルターフ
我々はこれ以上この作戦を望む方向で進めることができない
失敗を認めよう。
ウマール・ファルーク解放は撤回する。
だが我々がこのモールから退去するための4台のバスは要求する。
ボーイング747旅客機もだ。
アルターフ:何のために?
首領:私が要求するんだ。
1時間以内にかけ直す、アルターフ。
アルターフ:彼らは撤収するつもりです。
言いませんでしたか?
可愛い元部下(あンちくしょう)が奴らを追い払うと。
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