【歌詞考察】=LOVE15th「ラストノートしか知らない」※自己解釈

おはこんばんにちは。クロノです。

今回は2023年10月18日にSSAで初披露された=LOVEさんの「ラストノートしか知らない」の歌詞について自分がいいなと感じた部分をつらつら綴っていけたらなと思ってます。

YouTubeに公式さんがMVを既に投稿しているので良ければ一緒に見聴きしながら楽しんでいきましょう。↓2023年11月29日発売予定。

さて、今回の楽曲は前回シングルの「ナツマトペ」とは打って変わり、これからの季節にピッタリはまるような切ない曲となっています。

まず初めに今回タイトルにもなっているラストノートとは香水を使用する時に使われる用語で、‘‘香水をつけてから経過した時間‘‘によって段階的に『トップノート』→『ミドルノート』→『ラストノート』と呼ばれています。この3つの用語、今回は少し重要なので頭の片隅に置いておいてください。

それでは。
冒頭、MVのみ今回表題曲では初センターとなる齋藤樹愛羅さんのセリフからスタートします。

『いっそ、出会わなければよかったのかな…それでも…私は…』

この「私は…」の後の続きが気になります。

きっと きっと 私の為じゃない/香水は…』

出だしの部分、初めは上手く理解できなかったんですが、最後の『香水は』の部分を頭に持ってくるとしっくりきたんです。
どこか期待してしまう自分に違うそうじゃないんだと言い聞かせるような感じ。

It hurts to see you』
『Why do I want to need you now』

この2つの部分、簡単に訳すと
1つ目は『あなたを見るのが辛い』
2つ目は『なぜ今、あなたを必要としているのか?』
このようになります。使い方としてはどちらも自分の感情に対して使うそうです。※ニュアンス間違ってたらすいません

というのもMVの3:43~辺りで男女が仲睦まじい様子で歩道橋を歩いているのを樹愛羅さんが目にするというシーンがあるんですけど、これ恐らく過去回想だと思うんです。なので私も最初は浮気の現場を偶然にも目撃してしまい彼と歩いている相手の女性に対して『彼はなぜ今、あなたを必要としているのか?』
そんな『あなた(彼)を見るのが辛い』ということだと思ってしまいました。

ですが実際は、『あなたを見るのが辛い。(なのに私は)なぜ今、あなたを必要としているのか?』
という意味合いのほうが強い気がします。

『家路 急ぐ人と 私は すれ違う 駅の光に吸い寄せられた』

周りの人達は仕事が終わり、駅のほうから帰ってくる時間に逆に駅に向かっう。それも吸い寄せられるかのように…よほど魅力的な何かが無いと吸い寄せられたりはしないですよね。

『今日も待っていたの メイクだってそのまま 急に?なんて言って 急ぐ冬の道』

本来ならこの後の予定は何もなくメイクも落としてあとは自分の時間…のところ、メイクを落とさず待ってたのかな。
彼と会う予定が出来るかもと急に出来るかもと心のどこかで期待しながら。
そして誘ってきた彼に対してはやる気持ちを抑えながら『急に?』なんて言いつつ寒空の下を急ぎ足で駅に向かう。
きっと会いたかったんでしょうね、彼の為に急ぐというよりは(それもあるかもですが)、今日も彼に会えるんだという期待から足取りも軽くなっている印象です。

余談ですが、この期待しながら待っている感覚はどこか分かる気がします。私、男ですけど。セットした髪を直しt

あと、彼はきっといつも急なんですね()

『他にも大事な人がいるの?』

ここの部分はそのまま私の他に大事な人がいるの?色んな意味にとれそうですが諸橋さんの表現的に哀しみや淋しさだと思ってます。

『毒入り林檎は甘い』

食べた後に知ったのか、はたまた食べる前から知っていたのか。
それはともかく‘‘毒‘‘が入っている林檎の甘さを知っているわけですね。

君が会いに来て なんて噓だよ 私が会いたい』

会いたいなら君が来てと言ったものの、本音の部分を出してしまったのかなと。ここの『なんて噓だよ 私が会いたい』の部分、佐々木舞香さんのスパンと来る歌声に想いの強さがまんま乗っているようでめちゃくちゃ好きです。

淡い香り 熱い体温に溶けて君がいるみんなは知らない私だけの香り』

ここでラストノートの登場です。
この『君』の香り、『私』は知っていてなぜみんなは知らないのか。
これはあくまで私の解釈ですが、夜は『私』と会っているからじゃないかと感じました。
逆に言うと夜しか会ってないっていう。
この曲のMV、記事の冒頭で紹介した樹愛羅さんのシーン以外は一貫して夜なんですよね。
夜のカフェ、夜のBAR、夜のバス停などなど。
なのでこの曲は‘‘『私』目線での禁断の恋模様‘‘の歌なのかなって思ってます。

『抱きしめられ ダメって 分かってる』
『気づいたら ラストノートに 恋をしてしまった』

抱きしめられても、ダメなことだと頭では分かっているはずなのに気づけばあの香りに恋をしてしまっていた。
もちろん本当に香りに恋をしてるわけではなく彼に恋をしているのですが。
しかもこの香りは自分に会う為に付けてくれてるものじゃない所がまた切ないですよね。

1番の最後の部分で思った事、普段、街中やショッピングモールとかでふとした時に香ってくる匂いで、昔の良い思い出から苦い思い出まで色んな事をを思い出したりして。
この香りはあの場所と同じ香りだとか、これはあの人がつけてた香水だとか。
結局記憶と一番結び付きやすいのって香りなんだと思います。

初投稿で配分が分からず長くなったので今回は1番までにします。
正直この曲めちゃくちゃ好きでした。
しかもこの曲、2番の歌詞と歌がまためちゃくちゃいいんですよね。
タイトルの回収もしっかりされていて。
作詞された指原さんって改めて言葉選びの天才ですよね。ってなりました。

次回は2番の部分をもっとまとめて、かいつまんで書こうと思います。

ここまで読んでいただきありがとうございました。













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