よく分からないけど、実はすごいんじゃないか?という人の話。

最近気づいたこと。
以下、全く個人的な見解です。

野々村真って、実はすごいんじゃないか?
詳しく存じ上げない身で言うのもなんですが。

息の長い芸能人だと思う。
最近見たのは、お昼の情報番組でなんだけど、彼はコメンテーターとして、コンスタントにこの番組に出続けている。
このコロナ禍で、どのコメンテーターもきっと発言に気をつけつつ、色々と独自に勉強されたりして、画期的な意見を言えるよう熟考し、言葉を発していると思うが、彼はいたって自然体に見える。
時に危うい発言をしつつも、内容があるのかないのか怪しい発言をしつつも、その番組内での安定感を欠かさない。
これ、ものすごく理想的な芸能界の立ち位置なのではないかと、ある昼時に、納豆アボカドキムチ丼を食べながら気がついて、驚嘆。

某クイズ番組の長年の出演者としてもお馴染みだが、「まず当たらない回答者」としての地位を確固たるものにしている。
「クイズダービー」のはらたいらとは真逆の立ち位置、それって、以前のクイズ番組には存在しなかったんじゃないだろうか。

いいとも青年隊として世に出て、ほかの2人は影も形も無くなった中、しっかりした家庭も持ち、いくつになっても可愛い嫁に尻に敷かれる弱キャラでありながら、コメンテーター、クイズ回答者としての確固たる地位。
完全に芸能界での勝ち組。

私はいつも、その時々に所属するコミュニティにおいて、その気がないのに悪目立ちし、大抵吊るしあげられ、叩き落とされてきた。
散々痛い目に遭って来たので、中年となった今、ひっそりと地味に存在し続けることこそ、私の望みだ。
でもそれだとモチベーションも自尊心も低くなるので、気付かれるか、気付かれないか、ギリギリくらいに活躍できれば、なお理想的、と思って今を生きている。
そう、理想とするのは、まさに野々村真の地位なのだった。

4月から部署異動。
急に野々村真が気になる存在になった、コロナ禍の春であった。

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