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独学で画家を志して4か月経ったので振り返り

さて、3か月目と比べてどう変化したのかを振り返ってみる。

さてさて
先月と比べて何が変化したのだろう。

前回は壁にぶち当たり、足踏みをし、
「一度具象画の勉強をしてみよう!」というところで終わった。

正直この1か月少しバタバタしていたことを言い訳に
がっつり練習できていたわけではなかったが、
その中でも発見や成長があったので、
そういったところを話していこう。

■やったこと


下記を基にとにかく模写!!


まずは人と身の回りの動物を描けるようになろう
ということで手をだした。

人体デッサンには骨や筋肉の勉強が必要らしい
ということと
動物に関しては「見てすぐ描ける」という
文言に惹かれた。
簡単な奴だ。

編集者さん、
私が本書におけるマーケティング戦略のペルソナです。
よろしくお願い致します。

そして下記のような絵を描いていった。


意識したのは、

・丁寧に描いてどこまで本書の絵に寄せられるか
・何が完成度に違いを作るかの振り返り

基本的にはこの二つである。

描き始めて1,2週間ほど経ったが、
確実に成長している実感がある。

それは、振り返っていく中で
何がその対象をその対象たらしめるのか
ということを意識できるようになったからである。

少し話は脱線するが、前職の影響で少し画像認識AIについて
調べたことがあった。
AIは機械学習で対象の特徴を理解し、写真を判別していくらしい。
そして実は人間も同じように判別している。

これまでの経験則を基に、
「これは犬」「これは猫」「これは犬の中でもダックスフンド」
といった形で判別していく。
そしてまだまだ人間の方がその精度は高いらしい。

絵を描いて振り返っていくうちにある疑問が湧いた。

「なぜ私たちが柴犬を柴犬だと認識できているのか。」

ということだ。
つまりどんな特徴を「柴犬の特徴」と認識しているのか。
ここに似ている絵が描けるかどうかのカギがある気がするのだ。

顔の特徴をデフォルメして似顔絵を描くアーティストがいる。
彼らはこの特徴の把握と表現が優れているのだ。

さらに難しいのは、顔は特に繊細で、
数ミリ目の位置がずれるだけでかなり気持ちが悪い
絵になってしまう。

そういったことも描いていくうちにわかるようになっていった。

かなり繊細に人間の目が認識することを理解し、
表現する必要があることが分かった。

そしてそれは恐らく抽象画においても重要な考え方な気がする。
この気づきがあったのは個人的に大きい。

とにかくここの感覚をさらに研ぎ澄ましていこうと思う。

頑張ろう。



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