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クリスコラム34 【SP500とNYダウとは】

クリスコラム34は
S&P500とNYダウは何が違う?


本日は、
S&P500とNYダウについてお話したいと思います。





ニュースや新聞などで目にしたことはあっても、
それらの中身についてきちんと説明できる方は
意外と少ないのではないでしょうか?



【S&P500とは?】

S&P500とは、米国を代表する上場企業の
主要500銘柄の時価総額(その企業の規模)
を加重平均し、指数化したものです。



S&P500の時価総額合計は、
米国株式市場の時価総額のうち
約80%をカバーしているので、
米国株式市場全体を示しているとも言えます。



【NYダウとは?】
NYダウとは、
米国の代表企業の主要30銘柄の
株価の平均を指数化したものです。



この30銘柄は、
必要に応じて入れ替えが行われ、
S&P500の構成銘柄の中から選定されます。





【S&P500とNYダウの組入銘柄はどう違う?】

S&P500とNYダウの組入上位10銘柄を
まとめたものが、表題の画像です。




※S&P500の組入上位10銘柄は、

S&P500は時価総額の大きい順に並んでいるため、
今勢いのあるIT企業が上位を占めています。



一方、NYダウは株価水準によって算出されるため、
一株あたりの株価が高い銘柄が上位を占めており、
業種も様々です。



【S&P500・NYダウはどのように推移している?】




この2つは概ね同じ動きをしており、
中長期的には右肩上がりに上昇していることが分かります。



【ご参考:アメリカと日本を比べると…?】



S&P500は右肩上がりに上昇しているのに対して、
日経平均株価はほぼ横ばいとなっています。



当然値上がりしている日本株の
個別銘柄も存在しますが、
全体で見ると、人口増加やそれに伴う
GDPの伸びの影響を受け、
米国株の方が顕著に上昇しています。



ただこれからも同じようにS&P500が
成長するかは誰にもわかりません。


じゃあどうすれば?
それを学ぶべきです。



【まとめ】
S&P500とNYダウはどちらも
米国を代表する株価指数ですが、
両者には銘柄の構成や算出方法などに違いがあります。



また、S&P500が上昇すれば、
必ずNYダウも上がるわけではなく、
下がる時もあります。



両者の動きに違いが出たときに、
「なぜ値動きに違いが出たのか?」を
考えてみると面白いのではないでしょうか

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