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クリスコラム57 【新NISAの裏側①】

クリスコラム57

今回は【新NISA】
つみたてNISAの裏側について
今回のクリスコラム57
次回のクリスコラム58の
2連続でお伝えしていきます。


昨今NISAの認知がどんどん広がっています。
僕も新NISAってどうなん?みたいな質問を
よくされます。




結論として銀行に預けるくらいなら
NISAをすべき。が答えです。

しかしつみたてNISAをしているから
将来大丈夫ってのは間違い。

何故なら国策であるからです。

そもそも冷静に考えれば、
何故、そんなに国は国民にNISAを
させたいのでしょうか?

新NISA普及が国民の為だけでは
ない事は想像がつきそうですが、


「楽天カードでつみたてNISAをやれば
楽天ポイントも溜まるしやらないと損!」
と皆思うのだろうか?

どうして、
どこの金融機関もFPも
ほぼNISA推しなのか?

日本生命までもが自社商品ではなく
新NISAを販売しだしたというのは
ご存知だと思います。

仲介する金融機関にとっても
表面上の手数料がほぼゼロの
このような儲からない
パッケージを販売することに
何の意味があるのか?



もし疑問に思わないのなら謎ですが
投資の世界で(手数料で自分たちが)
儲からないものを売るということはあり得ない。



特に、つみたてNISAに関しては、
積立投資というマイナー商品で
販売サイドの手間が長期に渡ってかかる
面倒くさい商品がかつて普及した事がない
日本という国で、いまや誰もが
つみたてNISAをやるべきだと
信じているとしたら、正直異常とも言えます。



大半のひとが投資するものは、
大半の人が損をして、
一部のひとだけが儲かる仕組みで
成り立っている。



では、
誰もがつみたてNISAをするのが
当たり前になったら誰が儲かるのだろうか?

そもそも、
公的年金がちゃんと運用されていれば
つみたてNISAなど誰もやらなくて良かったはずです。

まずはChatGPT先生に
「つみたてNISAをやらない方が良い理由」
について意見を聞いてみましたが、
今回は新NISA普及戦略の裏側にある
政府にとってのメリットは何?という質問。



ChatGPT先生に聞く。



☆質問

「新NISAが始まりました、
しかし納税対象外なので政府には
メリットがありません。

投資をさせて滞留している
資金を動かすのはわかりますが、
それだけの理由で始めたのでしょうか?
何か裏がありますか?」

以下、ChatGPTさんの回答

第一の理由は、
不足する年金を個人の投資によって
補ってもらうためです。

年金は保険方式(賦課方式)であり、
現役時代には皆同じように年金保険料を
納める訳ですが、同じ額を納めても、
早く亡くなる人は殆ど受け取れず、
長生きする人はずっと貰えます。

これまでは、早く亡くなった人の納めた分が、
長生きする人に回っていたので、うまくいっていました。

しかし現在のように、
医療の進歩で長生きする人ばかりになると、
当然足りなくなってしまうのです。

困った政府は、新NISAで投資を喚起し、
足りない部分を個人の投資で補ってもらうことを考えた、
という訳です。

本来もらえるべき年金がもらえなくなった。
だからNISA作ったし自分でなんとかしてね。

ってのが言い分。
これが国策。

次回のクリスコラム58で更に深堀します。

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