見出し画像

GESARA後の近未来に予想される、ある子どもの一日というお話をします


皆さん、こんにちは。
私の記事を訪ねて来てくださり、
本当にありがとうございます。


突然ですが、この頃、納豆を食べるのを止めたんですよ。
今の大豆って、95%が遺伝子組み換え作物なんですってね。
なので、そうじゃないって成分表示してあっても、
実はそうなんだっていう納豆が多いそうです。

遺伝子組み換えの大豆が、腸から吸収されて体内に入りますね。
そのDNAも当然、入ります。
組み換えられたDNAが、人の遺伝子に悪さをする。
という可能性が無きにしも非(あら)ずなんだそうです。

DSは、あの手この手で日本人を攻撃してきます。
「納豆は体にいいですよー。毎日食べましょう!」
という口車に乗せられて、その通りにするのも、
どうかなと思いましてね。
「あっかんべー。その手にゃ乗らないよ。」
という意思を示すのも大事かと。

一般公開が待たれるメドベッドですが、
それには、弱点があることが分かりました。

メドベッドは、治療の前に、患者のDNAを採取して、
量子コンピュータのAIがそれを分析します。
そのDNA情報に基づいて治療をします。

例えば、失った手足や臓器を再生したり、
細胞の全てを若返らせたり、
異常な細胞を取り除いたりします。

ところが、その重要なDNA情報が、
何らかの攻撃を受け、書き換えられていたとしたら、
メドベットでの治療ができなくなるそうです。

5Gの電磁波や、現在進行中の予防注射なども、
遺伝子改ざんの可能性があると言われています。

せっかくメドベッドが導入されても、
わたしたちのDNAに変化が起きていては、
量子AIが元々の遺伝子配列をまともに読み取れない。
ということになってしまうんでしょうね。
大いに気を付けましょう。


さて、本題に入ります。


今回は、私が好きなSFショートショートを書いてみました。
近未来の教育についてのお話です。
以前、「NESARA後の日本の教育を考えてみました」
という記事をアップしたことがありましたが、
その続編のようなお話です。

相変わらず、拙い話だとは思いますが、
読んでいただければ、幸いです。

では、始めさせてもらいます。

これは、そう遠くはない未来のお話です。


ゆう君は8歳になりました。
昔で言うと、小学校3年生くらいかな。
朝食を済ませると、元気に家を飛び出して行きました。

今日はまず始めに、大好きな紙芝居を見に行く日です。
今は、「鉄腕アトム」という題の紙芝居が進行中です。
ゆう君のおじいちゃんが幼い頃テレビでよく見ていたんだそうです。
「空を超えて、ラララ、星の彼方。行くぞ、アトム。ジェットの限り。」
歌のお兄さんが紙芝居の後先にいつも歌ってくれるので、
すっかり覚えてしまいました。
終わりの歌は、自然とみんなで大合唱になります。

1時間ほど紙芝居を楽しんだあとは、書道教室です。
まだ始めたばかりなので、
硯(すずり)で墨を磨るのに時間が掛かってしまいます。
書道の先生は、優しいので、よく褒めてくれます。
「とめはねはらい」に注意して文字を書くようになりました。

3歳年上の女の子のひかりちゃんは、
和紙を袋とじにしてノートを作っていました。
書道が得意なので、
小筆でそのノートに短歌を書いていくんだそうです。
もう2冊は完成させていました。ゆう君は、
「いいなあ、僕もああいうの作ってみたいなあ。」
とモチベーションを高めています。

ゆう君は、書道教室で精神を集中したので、
今日は、ペン習字教室はお休みすることにしました。
行く行かないは、本人の自由です。
だって、気乗りしないのにやっても成果は上がりませんものね。

代わりに、地域教育センターへ寄ることにしました。
そこには、教育アドバイザーのお姉さんがいます。
お姉さんと言っても、三十代で、
結婚して赤ちゃんがいます。

お姉さんは、ゆう君の「読み書きそろばん進度表」を
パソコン画面で見ながら、
ゆう君に、学習の進行具合を丁寧に教えてくれました。
そして、アドバイスをします。

「ゆうくん、ほら、ここね。
日本語を書く力はかなりいいんだけど、
読む力が少し足りないかな。
音読教室に行く時間と回数を増やしたらいいかもね。」

と言って、ゆう君にふさわしい教室を紹介してくれました。

「ゆう君は、算盤は随分上達してるわね。
難しい計算も暗算でできるようになってるしね。すばらしいわ。」

と、好評価することもアドバイスの一つです。

この進度表は、8歳からは、
お姉さんとゆう君にしか見ることはできません。
親や周りの大人たちからとやかく言われるのを防ぐためです。

教育センターには、子どもの遊び場が隣接しています。
ゆう君はちょっとここで遊んでいくことにしました。
ちょうど仲良しのショウ君もいて、
陣取りという遊びをしていました。

「かたして。」
「うん、いいよ。」

そう言われて、遊びの仲間に入り、
夢中になって遊びました。
大人は誰もいません。
時々、整備のおじさんが、遊具の点検や草刈りなどをしていました。

子どもが自分たちでルールを作り、
遊びを工夫しています。
幼い子には、「みそっかす」といって、
特別ルールを設け、年齢を問わず、
楽しく遊びができるように工夫します。

遊び場のベンチで、ショウ君とおやつを食べました。
お弁当のようなものです。
それぞれのお母さんが作ってくれました。
少しだけ交換したりもします。

「うわっ、これうめえ。おまえの母ちゃん、じょうずかあ。」

とほめられて、うれしくなりました。

「ショウのおにぎりだって、おいしいやんか。
 サケがたっぷりはいっとう。」

と、お返しをします。

「なあ、これから、どこ行くん?」
「そうやなあ、音読教室に行こうかとおもっちょる。」

ゆう君は、さっそくアドバイザーの紹介してくれた教室に
行ってみようという気になっていました。

「ああ、それならおれも知っちょる。結構おもしろいぜ。」

ゆう君はますます行く気になりました。

音読教室のスタッフは、とても親切でした。
ゆう君の日本語力に応じた読本を提供されました。
ゆう君はそれを音読してみて、
ちょっと難しすぎると感じました。

「もうちょっとやさしいの、ありますか?」

と言って、難易度を下げた読本をもらい、
同じ本を手にした子どもの教室へ案内されました。

中には、昔なら中学生といった人もいました。
声変わりし始めたハスキーな声で、音読していました。
音読が終わると、大きな拍手が起こりました。
その人は、照れて頭をかいていました。

「上手に読めたね。もうそろそろ、
 次のステップへ進んではどうかな?」

と、音読の指導者がアドバイスしていました。
5歳くらいの女の子もいて、
ゆう君より上手なくらいの音読をしていたのには、おどろきました。

かなり上のステップの教室を見学させてもらいました。
そこでは、演劇の練習が行われていました。
身振り手振りを交えながら、実に巧みに日本語を話しています。

「うわっ、す、すごい!」

ゆう君は、彼らの読みの上手さに仰天しました。

プロの劇団員が指導者です。
日本で古くから伝えられてきた昔話を読本(脚本)にしていました。
ほんとうに涙を流しながら読んでいる人もいました。
感情移入というのでしょうか。
読みもここまでくると、芸術の領域となります。

美しい日本語を習得すると、心も美しくなるようです。
この教室の誰もが、輝いているようでした。
この教室が主催する演劇がしばらくして公開されるそうです。

ゆう君は、自分のモチベーションが、
バリバリに上がっていくのを感じていました。

ゆう君は、音読教室をあとにし、
今日、最後の教室へと向かいました。
それは、算盤(そろばん)塾です。
これは、ゆう君がもっとも得意とする学習です。

ゆう君のおじいちゃんは、
算盤はぜんぜん習ったことがなかったので、
計算は、からっきし苦手です。

いつだったか、おじいちゃんと、3桁×2桁の計算を
どちらが速くできるかを競争したことがありました。
ゆう君は暗算で、おじいちゃんは電卓です。
お父さんが、問題を書いた紙を二人に見せます。
それを見て、おじいちゃんは、目を上下させながら、
電卓の数字キーを打っているのに対し、
ゆう君は、お父さんが手に持った問題を見た瞬間から、
頭の中のソロバンの玉がはじかれています。
目を移動させる必要がない分だけ速いのです。
何度やっても、ゆう君が勝ちました。

「ゆうにはかなわんよ。えらい上達しおったわい。」

などといつもほめてくれるので、
ゆう君のモチベーションはいつも高い状態にありました。

お父さんは四十の手習いを始めました。
先生は、もちろん、ゆう君です。
家庭内教育ですね。
まだ暗算はできませんが、
意外と上達が早いので、ゆう君はうれしく思っています。
おじいちゃんは、諦めています。

ゆう君は現在、割り算の暗算を学習中です。
4、3桁÷2桁です。
算盤の玉を実際にはじきながら、
割り算での動かし方を手に覚え込ませます。
この段階では、速さはあまり問題ではありません。
割り算の玉の弾き方を学び、それが、
ゆう君の脳の算盤で正しく、
素早く行われるようにするためです。

慣れれば、実際に弾くより脳内算盤の方が
ずっと速く玉を弾くことができます。
私たちが紙に書いて計算するのが、
今使っているノートパソコンの能力としたら、
脳内算盤は、量子コンピュータのようなものです。

そこまではいかないでしょうが、
とにかく、脳内算盤は
圧倒的な計算力を保証することはまちがいないようです。
ゆう君も幼いながら少しずつそれが分かるようになってきましたので、
ますます進んで算盤塾に通うようになりました。

ゆう君より上達が早い子が大勢いることも知っています。
でも、そんなことは気にしていません。
ゆう君は、人と比べる必要がないことをよく知っているからです。
塾や教室には、級や段など、優劣をつけるような名称はありません。
実際にどのレベルの計算ができるようになったかということで、
その人の(数学的)能力は判断されます。
そのことも、ゆう君はとても気に入っていました。
というより、幼い頃より、そのように育てられてきたのです。

学習は、遊びの延長のようなもので、
楽しいことが大事だと教わってきました。
昔は、学習のことを、「勉強」と言っていたそうですが、
今では、誰もその言葉を使わなくなりました。

こうして、一日の学習を終え、夕方ごろ帰宅しました。
ゆう君の心は、今日もルンルン気分でした。
幼いながら、自分の成長を感じていたからです。

家に帰ると、お風呂に入り、
夕食をいただきながら、一家団欒(だんらん)をしました。

ひいじいちゃん、おばあちゃん、おじいちゃん、
おばさん(お母さんの下の妹でただ今婚約中)、
お父さんとお母さん、そして、ゆう君と妹の8名です。
今夜は、お隣のひかりちゃんとお母さんも招かれていましたので、
ゆう君は、ちょっとそわそわしていました。

みんなでダイニングに集まり、
特大のテーブルを囲んで、
今日一日の楽しかった出来事など、笑顔交じりに話が弾みます。

妹は、自分の毛筆作品を披露しました。
「愛と真実」という文字でした。

「じょうずねえ。」
「はらいがすばらしい。」
「伸び伸びと書けているわ。」

などと、家族みんなが口々にほめていました。

ひかりちゃんは、例の自作の和歌がしたためてある、
和紙製ノートのお披露目です。

「ええーっ、すごいね、ひかりちゃん。」

「ほんとにあなたが作ったの?!」

とほめられて、ひかりちゃんは、満面の笑みを浮かべていました。

ゆう君は、その横顔に見とれていました。


ゆう君には寝る前にやることがあります。
それは、日記を書くことです。
無理に書く必要はありません。
書かなくてもいいのですが、書いた方が、
教育アドバイザーのお姉さんが助言をしやすくなります。

日記は鉛筆で手書きします。
できるだけ丁寧に書くようにしています。
きれいな文字は、波動の周波数が高いんだそうです。
書き終わった日記をスキャンすると、
文字の画像データと、内容が
デジタル化されたデータに分けられて、
それぞれ保存され、アドバイザーのサーバーに転送されます。

スターリンクを介して送信されますので、
ゆう君とアドバイザーのお姉さんしか見れないようになっています。
誰も侵入することはできません。
転送の際に、スカイネット衛星の量子AIは、
日記を分析し、ゆう君の発達具合をさらに詳しくデータ化し、
お姉さんのアドバイスがより適切になるように助けてくれるのです。

教育アドバイザーは、ひじょうによく訓練されていますが、
個人の感情も入る余地があるので、
より客観的にゆう君の成長を、
判断できるようなシステムになっているのです。
ルッキンググラスでゆう君の数年後の姿を、
お姉さんが見てアドバイスに生かすこともあります。

日記を書き終えて、スキャンすると、
ゆう君は、ベッドに入り、すやすやと眠りにつきました。

ゆう君の魂は、生体遊離し、
どこか遠くの国へ行っているようです。

おっと、アメリカ共和国ですね。
おや、物理学者でもあるトランプ大統領と一緒に、
量子論の話をしています。
将来物理学を深く学びたいという夢があったのでしょう。
意思の強い子ですから、きっと夢は叶えられることでしょう。

ゆう君には、明日も楽しみなことがありました。
それは、近くの港にある、潜水艇に乗って、
海中のゴミを集める体験実習をするということでした。

艇長は、さるじいじというニックネームの方で、
優しい目をしたおじさんです。
電動アームを使って、海底のゴミを拾って回ります。

おや、いつの間にか、
ゆう君の魂は、町に戻って来ていました。
そこは、たぶん、町の海岸からそう遠くない海の底ですね。

そして、この頃復活した広大な藻場に泳ぐ、
かわいい稚魚たちの群れを眺めています。

うっとりしたように、
目が覚めるまで、
ずーっと、魚たちの泳ぎを見ていましたとさ。


おしまい。

これを書いていて思ったのは、
日本人にとって、「読み書きそろばん」というのは、
ほんとうに教育の基礎なんだなあということです。

デジタルな世の中であればあるほど、
アナログな基礎教育は、重要になってくるでしょう。
私も、時間が許す限り、沢山書いて、
日本語力アップに精を出そうと考えています。

言葉には、高い波動エネルギーを生み出す可能性があります。
正しく美しい日本語には、大いなる可能性があります。
一般庶民の私たち日本人が自らの日本語力を上げることで、
GESARAを大きな成功に導くためのエネルギーになると思います。

いまさらですが、算盤を習うのもいいのではないでしょうか。
電卓のいらない脳を持ちたいものです。


今回も読んでいただいて、ありがとうございました。

私には、いろんな皆さんが、
この文章を読んで下さっているお姿が見えます。

そのことが、次の記事へのモチベーションを、
大いに高めさせてもらっていることに、
心より感謝しております。

では、みなさん。
光ある未来への意思を強く持ち、波動を高く上げて、
日本人らしく進んで行きましょう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?