HongKong & Macau
ことの発端は昨年のクリスマス。独り身だった私たちは香川県に赴き、うどん四軒、一鶴、ソフトクリームを午前九時〜午後五時までの間に食い尽くすという旅をしました。(クジゴジって公務員みたいですね。)「来年はなにする?」と、一年後も我々はきっと独り身であるという確信のもと計画は進められ、喜ぶべきか悲しむべきか実現してしまったアジア旅行記録です!ドウゾ!
如何せん私が貧乏だったので、近場の国にしよう=アジアということは最初に決めていて、香港と台湾とマカオが候補に挙がりました。全然どこでもいいなって思ったんですけれど、マカオに決定した理由は“カタカナだったから”です。外国行きました感あるくね?っていう偏差値2くらいの理由が決め手となりました。
結論から言うと、マカオ、カタカナなだけある!
もともとポルトガルの植民地だったらしいマカオは、アジアなんですけどちょこちょこヨーロッパを彷彿とさせる街並みが垣間見えたりして、とても面白かったです。あらゆるSNSに載せまくりなんですけど、滅茶苦茶にかわいい写真が撮れたので、是非こちらにも晒させて下さい。
かわいすぎかよ。
マカオはカジノが有名で、二十三日の夜に香港からマカオへ移動したんですけど、タクシーから見上げた夜の街はガチ中のガチで圧巻でした。どこもかしこも黄金!黄金!黄金!ニューヨークよりも断然煌びやかだった気がします。
ところで“見上げた”という表現の通り、建物すべてがみょーーーんってアンバランスなくらいに背が高いです。空間を惜し気もなく使っていくスタイルなんだなあと思いました。
ちなみにカジノには行ってません。トイレだけ二度ほどお借りしました。(カジノのトイレは割りかし綺麗なのでオススメです。)カジノに行かなかったのは、そもそも行く気がなかったとか、時間がなかったとか、そんな浅はかな理由ではなくて、普通に忘れてました。そんなことある?って思うかもしれないけど、普通に忘れてました。カジノに行くことを思わず忘れてしまうくらい楽しい夜を過ごしたのです。ホットワインを嗜んでいました。
私と彼女の二人旅の特徴は、とにかく交通機関の利用頻度の少なさ。ニューヨークもマイアミもとにかくひたすら歩き歩き歩き、同様にマカオも歩きました。なぜかって、目的地がないからです。「あっちのほう行こう」ってなんとなく決めて、そっちに向かってなんとなく歩いてみるのです。(マイアミもそうだったけどそういえば、なんか高速道路みたいなところ歩いたね。わけわかんないね。)観光地と呼ばれるようなところにも一応足を運んだりするんですけれど、イマイチ印象に残らなかったりして、私たちはぶらぶら〜っと歩いて、目に付いたごはん屋さんでふらふら〜っとごはんを食べてお酒を飲んで2018年の目標を語ったり、そんなん難波あたりでやっとけよって感じなんですけれど、きっとそういう気ままな旅が合っているのでしょう。ヴィクトリア・ピークはしっかり行ったけどね。香港の夜景スポットです。三半規管が弱い方は絶対にバスでは行かないでくださいね。
ところで、少し前までは、写真といえば自分が写ってナンボみたいなところがあったんですけど、今回の旅を振り返るとツーショットなんてないのではないかと思うレベル。撮られる側から撮る側への転換期なのかなと悟りを開いてしまった。2018年は一眼レフを買ってみようかなと思っています。
さて、来年はどこに行こう?