見出し画像

シャドウワーク

シャドウワークという言葉を聞いたことがありますか?

スピリチュアリティの世界ではとても注目されている自己啓発の一つです🪷

シャドウワークとは、自分の意識が向いている感情や行動、習慣が表に出ているのにともなって現れる自分の無意識の部分のこと(ここでいう影)

シャドウワークについての本を読んでいて必ず出てきた概念として双対性、二重性がありました。

例えば、”右”という方向がなければ左という方向が成り立たないように、北と南、西と東、軽いと重い、暗いと明るいなど、一つの現象が成り立つにはもう一つの現象が存在する必要があります。

シャドウワークを理解するということは、私たちのこの世界で見えている反面以上のものが存在しているということを把握すること。


光を作るということは闇を作ること

創造には破壊が伴うこと
(creation and destruction)



それと同じで、私たちが日頃意識して把握できている感情や行動には無意識の双対のものが伴います。

他人の魅力的なところは自分自身の好きなところ。
他人の好まないところは自分自身に見えていないところ。

自分の影を把握できていないと、その盲点が他人の欠点となって現れるそうです💭
私たちは他人を通して初めて自分の影をみることができます。

一人ひとりに影は存在すること、そしてその影をより理解してあげようとすればするほど、他人に対する批判の源が見えてくるんだと思います。

 
陰陽のように、双対のもののどちらかに偏ることなくバランスが取れている状態が私たちが人生で目指したいところです。その地点が完全性となります。
決して良いものだけのように一方に傾いた地点ではないみたい。

わたしが読んでいた本ではその完全性の地点を、

”私たちの人間の姿が天国へ、そして私たちのエネルギーが地獄へいき、その二つを結婚させことで私たちの内の良と悪を認識することができ、それが最高の形の姿”

のように書かれていました。


シャドウワークは、自分の特定の行動を好む理由や嫌う理由を理解できるもの。これをすることで自分自身に対して意識レベルでは気がつけていなかった、潜在意識・無意識の域で存在していた感情やトラウマなどと目を合わせることができます🌼

アンセスター(祖先)についてはまた少しずつお話ししていこうと思っているけれど、私たちが恐怖心を抱くものも、私たちの過去の経験から形成されたものもあれば、私たちが自分達の祖先のトラウマを抱えていることもあるみたい。


”人間の悪は3から4代の世代まで訪問されます。自分の子供達や次の世代、未来の世代に与えられる最高の贈り物はあなたの影を取り除いてあげること。綺麗にされたものを継承してあげることです。それが心理学的に言う何よりも価値のある遺産です。”

- Owning Your Own Shadow by Robert A. Johnson


わたしたち一人ひとりが自分自身と向き合うことで、他人の欠点を自分の影と認識できるようになることで、偏見が減り、人間関係も良好になっていく気がします🌈🌈
それの積み重ねで私たちが住む社会から争いや対立がなくなっていくと良いですね♪

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?