ハイライトソートであいまい検索

先回の投稿に続いて、今度はハイライトソートでのワイルドカード検索のお話です。THE調査力の公式資料では記載されていませんが、動きを見ているとTHE調査力のデータベースエンジンにはSQL Serverを使用しているようです。ハイライトソートを実行したときに、指定したフィールドに指定したキーワードが含まれるかどうかを検索する機能には、SQL ServerのLIKE句を使用しているようです。

SQL Serverでは「あいまい検索」を行うことができます。たとえば次のページを参照してください。

ハイライトソートでも上記のページに記されたワイルドカードの「%」や「_」が使用できるようです。次のようにサーチワード・指定項目を設定して「処理実行」させてみました。

ヒットした、つまり深度率が100%とされた案件を調べてみると、「アルコール」と「飲料」の間に何も挟まない「アルコール飲料」をはじめ、「あるコール性飲料」・「アルコール発酵飲料」・「アルコール麦芽飲料」等々、数十種以上のアルコール飲料が見つかりました。与太話になりますが「アルコール性であってもよいアネトールを含有する透明な新規飲料」なんてのもヒットしました。

このようにキーワードを検索する部分にはSQL Searverが使用されているようですが、検索されたキーワードを色付け表示する部分では、単なる文字列比較が使用されているようです。あいまい検索でヒットしたキーワードが色付け表示されません。非常に残念です・・・。

色付けされないので明細書のどの部分でキーワードが使用されているかはわかりませんが、このようなあいまい検索ができると、うまく使うと役に立ちます。是非使ってみてください。

2024/02/28 投稿


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