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がんばってきたじゃない!

数日前、眠りについてしばらくしたときに、
誰かの怒りともとれる大きな声で起こされた。
同時に、ドアを強く乱暴にバン!と閉めるような音もして、
正確にいうと、飛び起きた。
そのときの怒りの声が放った言葉『がんばってきたじゃない!』

夢なのか、明らかに私のなかから聞こえた言葉だが、
ずっと引っかかっていて、いまも考える。

うんうん、確かにがんばってきた。
でもどうして怒っているのか?

継続してきたものを途中でやめるときや、
やってきたことに対して自信がもてなくなったときに、
他人から励まされるようなニュアンスの怒りバージョンであった。

最近の私の考え方に怒っている、別の私がいるのであろう。
はて、これはどちらの言い分が正しいのか。

まずは、最近の私の考え方や行動について検証してみる。
実家に帰省し、母とのバトルに疲れ果て、
思えば子供の頃からずっとそうだったことにも気づいた。
彼女の心配が私の不安を煽る。
ちゃんとできることを示したいのに、先回りして注意をする。
これらは私のペースを乱すが、
どこまで行っても、ペースを乱しているのはほかならぬ自分。

ここに切り込んだことがまずかったのか?
親離れしそうになったからか?
まだまだお母さんのせい!と言い続けたかったのか?

だとしたら、なんとか説得してあげなきゃならない。
突然のことに驚いたのだね、きっと。
この言い分も間違ってはいない。

もっと深く掘っていくと何に出会えるだろう。
続きを期待しながら、今夜も眠りにつく。



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