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「レモンと殺人鬼」を読みました(読書ノートその2)
今日は、月一回の美容院通いのほか、特記すべきことはない一日でした。
あ、明日から二泊三日で出かけるので、シマリスのアンジュちゃんと文鳥のぴーちゃんのケージの大掃除は済ませました。思ったより時間がかかってピアノの練習はさぼってしまいました( ;∀;)
図書館の本は近くにある分室で返しましたが、書籍整理のためしばらく分室は休みとのことで、新たな本は借りることができませんでした。そのため、(断捨離生活を目指しているので、なるべく本は買いたくなかったのですが、)数日前に買い物に出た際、文庫本を買ってしまったので、読みました。
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くわがきあゆ・著
宝島社文庫
第21回「このミステリーがすごい!」大賞、文庫グランプリ受賞作です。当初「レモンと殺人鬼」というタイトルだったそうです。
ミステリーなのでネタバレできませんが、本の裏に書いてある紹介文を書き抜きます。
十年前、洋食屋を営んでいた父親が通り魔に殺されて以来、母親も失踪、それぞれ別の親戚に引き取られ、不遇をかこつ日々を送っていた小林姉妹。しかし、妹の妃奈が遺体で発見されたことから、運命の輪は再び回り出す。被害者であるはずの妃奈に、生前保険金殺人を行っていたのではないかという疑惑がかけられるなか、妹の潔白を信じる姉の美桜は、その疑いをはらすべく行動を開始する。
感想を少し書きます。
文章は読みやすく、展開が早くて、結末の意外性も十分読み応えがありました。ただ、私の頭が単純なのか、若干ひねりすぎの感がなきにしもあらずです。伏線がたくさん散りばめられていたので、読み返す気持ちになったのは、ちょっとお得な気分になれました。
この作家のミステリーの次回作や、「このミステリーがすごい!大賞」を受賞したほかの作家の作品も読んでみたくなりました。
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