ACL初戦ってどんなんだったっけ?
お疲れさまです。最近過密日程過ぎて選手だけじゃなく見る側の我々も疲弊している気がするこの頃ですが如何お過ごしでしょうか。サンフレッチェはルヴァン、天皇杯、リーグ戦と中2日祭りの中で勝利から遠ざかっていましたが、ACL2では久しぶりの勝利で少し疲労も軽減された気がします。
さて、ACL2といえばこんなことが書かれていました。
たしかに初戦勝ててるイメージはあまりないんですが、あんまり記憶もたしかではないのでこの際色々と振り返ってみましょう。小ネタです。
①ACL2010
サンフレッチェ広島は今大会が6度目のACL挑戦。
1回目は2010年。2007年J2降格→2008年に熊害と揶揄された勝ち点100でのJ1復帰→2009年に大躍進してシーズンを4位フィニッシュ→3位のガンバ大阪が天皇杯を制したため繰り上がりで2010年のACL出場という棚ぼたパターン。
記念すべきACL初戦の相手は中国の山東魯能。0-1の敗戦でした。ゴールを決めたのがハン・ペンということで少し盛り上がった記憶がありますね。メンツ的にはガチガチだったし、スタッツも良い勝負だった様子。2月水曜19時ナイターのビッグアーチは地獄の寒さだった記憶。
なお、この年は1~3節で全敗し、4~6節で全勝するという尻上がりな結果でしたが僅かに及ばずGS敗退となりました。
②ACL2013
2回目は2012年のJ1初優勝を受けての出場となった2013年。補強が岡本知剛のレンタルバックのみでざわついた年です。ちなみに、当時の広島は経営危機からの5ヶ年計画で徹底管理されてた時分だったのと、おそらく2011年末の減俸→2012年好成績による昇給の影響もあったんじゃないかと。
今年の初戦はブニョドコル。ウズベキスタンの強豪です。というかACL東地区にウズベキスタンとかどういうギャグやねん。ウズベキスタン行けるやつなんか居るかい!おったわ…。というのも懐かしい。
あ、ホームの初戦は0-2の敗戦でした。そしてこの年は1~3節全敗、4~6節全引き分けという舐め腐った結果だったため外野にめっちゃ怒られました。
③ACL2014
3回目の出場は翌年の2014年。J1連覇を果たしリベンジに燃えるところで相手は中国の北京国安。これがピーター・ウタカとの出会いの時です(2013年のACLで北京国安と対戦しているがウタカ加入は2013年夏だったらしい)。スコアは1-1でドロー。初戦で勝ち点を手にすることができました。
やはり初戦で勝ち点を獲得するのは大事なことらしく、2勝3分け1敗という成績で初めてGSを突破し、ラウンド16でオーストラリアのウェスタン・シドニー・ワンダラーズに対してホームで先勝(3-1)。これは勝ったなと風呂に入っていたらアウェイゴールに泣き(0-2)、敗退となりました。
中野さんのレポートで移動距離しんどいって…というのをよく読むようになったのもACL参戦してからな気がする。ちなみにこのときのスケジュールは4/20新潟(A)→【中2日】→4/23CMF(H)→【中2日】→4/26鹿島(H)→【中2日】→4/29鳥栖(A)→【中4日】→5/3神戸(A)→【中3日】→5/7WSW(H)→【中2日】→5/10清水(H)→【中3日】→5/14WSW(A)→【中3日】→5/18仙台(A)です。
※CMF=セントラルコースト・マリナーズFC
※WSW=ウェスタン・シドニー・ワンダラーズ
いずれもオーストラリアのチームでACL
殺す気かな?
④ACL2016
4回目は2015年のJ1優勝を受けて出場した2016年。チームの得点王ドウグラスを残留させられるか否かで揺れまくったオフでした。この年の初戦の相手は山東魯能。またおまえか。
ブラジル代表でゴールも決めているジエゴ・タルデッリに決められて1-2で敗戦。ただ。20本もシュートを打っているので精度の方が難点だったのかもしれないですね。この年も3勝3敗でGS突破とはならず。
そういえばビッグアーチでのACLといえば対戦相手とのコラボスープが結構好きでした。山東魯能は酸辣湯麺だったみたいですね。これが暖まるのよ…。エディピでも復活して欲しいけどなぁ。
⑤ACL2019
さて、5回目の出場は2019年。靴一足分の寄せとヨンソンの遺産で爆走した前半戦。中断で磨いたスローインからボールを奪われたり、パトリック通年稼働しんどくない?と夏に獲得したベサルト・ベリーシャが行方不明になったり、スーパーな活躍だったけど狙い撃ちされたらしんどいことが判明してしまった右SB和田ちゃんなどがあって最後は1-3-6-1で逃げ切っての2位フィニッシュ。という激動な2018年の好成績で出場権を獲得しました。
ただ、出場権といってもACLの仕様が変わっていてプレーオフからの出場となりました。そのお相手はタイのチェンライ・ユナイテッド。PK戦までもつれ込んでの突破です。というか皆川試合中のPK外しとるやないか。
ACL本戦の初戦は(当時)天下の広州恒大。ブラジル代表のパウリーニョにもゴールを決められて0-2での敗戦となりました。
地味に5回目にして初めて初戦がアウェイゲームだったというのも特徴的ですね。今映像で見てもアウェイ感半端ないな。あと水色フォントめっちゃ違和感ある。
ちなみにこの年は初戦を落としたものの残り5試合は全勝でGS突破。今年は行けるかも!というところに立ちはだかったのが何故か鹿島アントラーズなので酷いと思う。しかもまたアウェイゴールで敗退なんですよね…。
6/18 vs鹿島@ACL(A) 0-1の負け
6/25 vs鹿島@ACL(H) 3-2で勝ち
6/30 vs鹿島@Jリーグ(A) 2-2で引分け
11/23 vs鹿島@Jリーグ(H) 0-0で引分け
ここまでタイスコアなことある?(今年の対名古屋かよ)
⑥ACL応援に行こうよ
というわけで過去の大会の初戦ハイライトでした。思い出しながら振り返ると意外と面白いですね。そんなわけで2024年は記念すべき初戦初勝利の年となりました。ACL2獲りたいねぇ。本当に欲しい。
そんなACLですが、注目度の問題なのか集客が伸びません。
これは急いで作った試合結果&集客の表ですが新スタジアム元年にもかかわらずビッグアーチ自分より集客が劣るというのはちょっと…。
開催時期が違うのと、冒頭で書いたように連戦続きで見る側も選んでいる可能性はあります。ただ、残された重要なタイトルですしもうちょっと後押しの人が来てくれると嬉しいです。
あとはチケット価格自体が強気なのもあるとは思います。
以前のようにACLに関してはスーパー駆けつけ割!とかやってみてはどうでしょう。法人向けにキャンペーンも売ってましたがちょっと遅すぎです…。
我々もなんとか広島で決勝が見られるよう応援頑張りましょう。
それではまた。