【観戦メモ】2019年Jリーグ第19節 vsサガン鳥栖
①鳥栖だけど「かしわうどん」
先日のホームセレッソ戦をすっぽかしてしまって申し訳ありませんでした。アウェイゲームだと思い込んでいたのが最たる原因ですが、いずれにしても体調不良で寝込んでいたので観戦は難しかった気がします。そんな体調を治すためにもうどんを食べに行ってきました。
昨年、長崎遠征の直前に新鳥栖駅にも中央軒があることを知っていたので、こちらに行こうと思ったのですがまさかの18時半閉店。情弱。
仕方なく鳥栖駅に向かったところ、海老天と月見以外が完売という逆境はありましたが、なんとか食することができました。相変わらず美味しい。
6番ホームが一番美味いという都市伝説は一般にも知られているようです。自分も数年前に店員さんに聞きましたが、やはり「どこも味は同じはず」という回答でした。きっと6番ホームのうどんが一番美味しいのは、鳥栖のスタジアムが一番見えるからだと思うんですよね(個人の感想です)。
ただ、数年前とは大きく様相が変わっており、サガン鳥栖カラーになってるのはちょっと感動しました。チームカラーがブルーとピンクなのでなおのこと映える。広島も真似たいところですが周辺環境との調和も大事でしょうから悩ましいところ。
新鳥栖駅にはフェルナンド・トーレス推しのサガン鳥栖コーナーと、何故か緒方監督のユニも飾られていました(緒方監督は鳥栖市出身)。
また、鳥栖駅ではこういったお茶目な表示もあって素敵。ただ、ゴールと勝利は逆方向で良いのだろうか。そういうツッコミは無粋か。
そんな冷やかしをしていたら今日はサンフレッチェさんと試合だということが発覚したので、ついでに試合を見に行ってきました。
②試合を観戦して(ほぼ鳥栖スタジアムレポート)
何がこの試合の最大の目玉かといえば、やはり今夏引退を明言しているサガン鳥栖のフェルナンド・トーレスでしょう(試合内容は割愛)。
自分が使っているのは一般的なコンデジですが、それでもこのレベルで撮れるのはスタジアムが素晴らしいからなのでしょう。
荒木の勇姿も撮影できて満足。広島のレアなユニも見れましたし。
こういう角度から見ても素敵でしょう(陶酔)。
ゴール裏は若干距離がありますが、自分はウォーミングアップエリアの確保や球技利用時・安全確保のための余白スペースを確保した方が良いと思っています。なのでこういうスタイルは好き。
ちなみに、雨だからかウォーミングアップはメインスタンド下でやっていました。スタンド下でボール蹴ってるのは新鮮。
雨といえば、鳥栖スタジアムは全方位屋根で覆われています。屋根があったおかげで自分の席はあまり濡れなくて助かりました。
もちろん全範囲がカバーできているわけではありませんし、風の吹き方で濡れるエリアはまた違うでしょうが、この辺にいらっしゃる方々は十分対策と覚悟ができてるので大丈夫です。
むしろ厳しかったのは座席間隔ですね。こちらはバックスタンドの空席を撮影したものですが、隣席との間隔がほとんどありませんでした。雨とか寒い日はモコモコしがちなので、この間隔は意識した方が良いと思う。
③帰宅ラッシュのヤバさ
前回鳥栖に来た時も土曜ナイターでしたが、帰宅に困った思い出はありませんでした。しかも事前に特急券まで確保していたので余裕綽々で退場。
その先に待っていたのは昨年の神戸を思い出すかのような地獄絵図でした。
参考資料:ノエスタ脱出記
まずスタジアムから駅に向かう最短ルート=北東部からの脱出経路があまり広くありません。スタンド内も渋滞しますし、スタンド外も広場に出るまでは多少混雑します。各ブースで試合後もイベント等を実施していたのは帰宅ラッシュをいくらか緩和したいという狙いがあるのでしょうか。
また、スタジアム周りの道路を通行止めにしていないため横断歩道でもストップがかかるという。とはいえこの混雑は反対側の出口から脱出することで迂回すれば回避することは可能だったのではないかと想像しています。
したがって最大のボトルネックとなっていたのはこの陸橋です。
一般通行者のためのエリアを確保しているため1列あたり8名程度しか渡れない陸橋。この陸橋を渡らなければ鳥栖駅にはたどり着けません(本気で大回りすれば別でしょうが)。
しかも、単純に駅の西側に行きたいだけの人もいれば、JRを利用したい人もおり、極めて非効率的な動線となっている気がしてなりません。
観客数が少ない時は特に問題が起きなかったのだと思いますが、この日は1万7千人以上が来場(超鋭角写真参照)。さすがに捌ききれていないなという印象を持ちました。特に雨の試合でしたから足下が濡れており、事故が起きうる大変危険な状態だったと思います。
これは決して他人事ではなく、広島で計画されている中央公園広場におけるスタジアムでも十分考えられる事態です。対処法は滞留空間をしっかりと確保すること、試合後イベントなどを実施して帰宅タイミングを遅らせること、帰宅方向を複数用意すること、そしてペデストリアンデッキを整備することで安定した通行量を確保することなどが考えられます。
個人的には以前から提唱しているように、城南通りの交通量と中央公園の分断状況、地下道のこれまでの歴史などを鑑みると、ペデストリアンデッキを整備して広島市が長年課題だと言い続けている南北の回遊性を高めるのが良いんじゃないかなって思っています。お金はかかるけどね!
そんな感じでただでユニ貰ったり、翌日のトレマで青ちゃんの元気な様子を見られたりしたので大満足な鳥栖遠征でした。また来ます!
サポートして頂いた金額は、広島のスタジアム建設募金に全額寄付する予定です。