「脱毛」について。
人はなぜ、毛をなくしたいのだろう。
脱毛しようかなぁ、と思うたびに考えてしまうのが、「そもそも、なんで脱毛したいんだ?なんで毛をなくしたいんだ?」という疑問です。
高いですよねぇ、脱毛サロン。
電車の吊り広告でもよく「キャンペーン中!」「今なら入会無料!」なんて見かけるけど、あれ予約も取りにくいらしいですね。
大学4年になってから、時間に余裕ができて脱毛サロンに通い始める人もいれば、
社会人になって経済的な余裕が出てきて行き始める人もいれば、
とにかくまぁそれぞれのタイミングで脱毛を始める人が周りにいる中、
なぜか私は妙にモヤモヤして、脱毛サロンに行きそびれてました。
(というかこのコロナ禍で脱毛中の皆さんはどうするんだろう。
あれ、確か1年にn回でいくら、みたいな感じよね…。延長とかあるのかな)
そもそもなんで脱毛サロンに行くのか?というと、
シンプルにカミソリやら電動シェーバーで剃るのが面倒だから、ですよね。
背中とか手が届かなくて危ない、ってのもあると思いますけども。
じゃあ、なんでわざわざ大金を払ってまで毛をなくすのか?
…なんでだろう。
私が思いついた答えは、「毛が生えてない方が見た目がきれいだから。」
しかありませんでした。
まぁあとは「毛が生えてるの見られたら恥ずかしい」とかもあるのでしょうか。夏場とかね。
ここで私はようやく、自分の中にあった「脱毛」に対するモヤモヤが晴れた気がしました。
なんで「脱毛」に対してこんなに消極的だったかというと、
時間とお金がかなりかかっているのに、得られるメリットが「見た目がきれいになれる」だけしかなかったから。
…いやそれデカいよ!つるつる肌になれるんだよ?!処理しなくていいんだよ?!って言われてしまえばまぁ確かにそうなのですが、それでも自分の中でメリットと対価が見合ってないと感じてしまったんですね。
しかも、「脱毛後は完全に毛が生えてきません」っていう100%の保証もないわけだし。
しかもその「毛がないつるつる肌=きれい」っていうのも、自分の中ではあまり納得できなくて。
電車の広告やテレビのCMで言われる「脱毛してきれいになろう!」なんてフレーズに
踊らされている感じがすると言うか、
毛の処理をしてない=きれいではない、美容への意識が低いって刷り込まれてるというか…。
「必ずしも毛が生えてない=きれい、ではない」としてしまえば、
脱毛に大金を注ぎ込む理由もなくなってしまいますよね。
その可能性がぬぐい切れなかったからこそ、私は脱毛サロンに手を出せなかったんです。
それでも、私冬場は服で隠れるからノータッチなんですけど、
ちょっと袖をまくったときに毛が濃くなってきた腕が見えてちょっと恥ずかしくなったりとか、
一緒にいた人の腕が毛深かったり、ちょっと剃り残しがあったときに、
「あっ…」って反射的に気まずい思いをしてしまったりとか
(自分もまともに処理してないのに)
毛を剃ってない=ちゃんとしてない、恥ずかしい、って思ってしまうの、なんなんでしょう…。
無意識に刷り込まれちゃってますよね。
私幼少期から毛深いのがちょっとコンプレックスだったから余計に思うのですが、
「ムダ毛」っていう概念なくなってほしいですね。
剃りたい人、脱毛したい人は自由にやればいいと思うけど、
「毛が生えてる=恥ずかしい」、っていうイメージはなくなってほしい。
「脱毛しなきゃきれいになれない」というある種強迫観念のような思いで、高いお金を払って脱毛する人がいなくなってほしいです。
…なんて、つらつら書いていましたが、
なんと、セルフ脱毛マシンを母が買ってくれました。
家族共用だったらまぁ安いんじゃ…?ということで。
つがい心地はいかがなものでしょうか。(まだ使ってない)
気が向いたらこちらでご報告しますね。
May
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