西の明日香村から本場明日香村へ
僕の住んでいる真庭市北房地域は30年くらい前から「西の明日香村」というキャッチフレーズで古墳などの文化遺産を活用した地域おこしを目指しています。
でも、僕は今まで本物の「奈良県明日香村」へ行ったことがなかった。子どもたちが春休み中だったこともあり、家族と一緒に明日香村へ行く機会を得ることができたのです。
自家用車に乗り、途中渋滞にもあいながら4時間。奈良県へ向かいました。
まずは、ずっと気になっていた有名な「キトラ古墳」の側にある「四神の館」を訪れました。
有名な壁画のレプリカのほか、古墳調査の経緯、様子なども見ることができました。でも、一番の驚きだったのは「四神の館」やその周辺の整備の様子が想像以上に立派だったことです。
なにしろ、「四神の館」は道路の左右にまたがって、道路の地下を通じて設計されいたのです。これには驚きました。
※情報は2024年4月6日現在のこと
確かに町自体はのどかな景観な
のだけれど、古墳にまつわる施設がきれいに整備されているのです。
お金のかけ方にメリハリがついていて、「まち」自体が文化遺産を大事にしている様子が分かりました。
けれど、明日香村は古墳だけでなく「イチゴ」も頑張っているのですね。
子どもたちが喜ぶイベントも用意したいと思っていたところ、イチゴ狩りが催されていることを知り予約しておきました。
古墳があって、のどかでイチゴ狩りもできるということは、良いコンビネーションのようだなと感じます。
お腹がちゃぽちゃぽになるまでイチゴを食べました。
こちらもまた壁画で有名な高松塚古墳。
きれいに刈り込んでありびっくりです。いったい誰が草刈をしているのでしょうか。知りたい。
そのあと「牽牛子塚古墳」を目指すのだけれど、その途中「岩屋山古墳」という史跡を見つけました。古墳が丘のようになっており、その上に桜がさいています。癒しの空間。
のどかな風景の中、突如として現れる八角形のコンクリート。
これが、「牽牛子塚古墳」。
今回の明日香村日帰りツアーは、家族にとっても楽しかったようで、安心しました。
のどかさを残しながらお金をかけるところに膨大なお金が投じられていることを感じた奈良県明日香村でした。「まちぐるみ」で古墳を大事にするということは、どういうことなのだろうか、もうちょっと考えてみたいテーマです。
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