9 ハーフサイズのフイルムカメラオリンパスペンの事は忘れない。
オリンパスペンはあまりにも有名である。ミスターオリンパスこと米谷さんが設計したと言う神話になっているが実際問題としてハーフフレームのサイズのカメラと言うのは100年前から存在したのである。1番有名なハーフフレームのカメラはアメリカ製のツーリストマルチプルと言うやつであってこれは50フィートのロングロールのフイルムを装填する。これ1本で750枚ほどのハーフフレームの撮影ができる。だからツーリストマルチプルの広告ではあなたの旅行の1つの公開に十分な量のフィルムを提供しますと言うことであった。いかにものんびりした時代のことであって当時はクルーズが普通であったしソ連に乗り込んだらクルーズの始めから終りまで1本のフイルムで用が足りると言うことが魅力のポイントになっていたのである。今のようなせせこましい時代だとすぐ結果を見てそれをネットで世界中に発信すると言う嫌な時代である。
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