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号外号外!!!ブラパチワークショップレポート10月10日丸の内方面8 × 10インチの人間三脚になる

3ヶ月の夏休みが終わって緊急事態制限も終わったのでブラパチワークショップのスタートです。1997年に取り壊されて2002年に新しくできた丸の内ビルディングにまつわる思い出話を絡めて丸の内をウロウロしました。

内田百鬼園が昔の国鉄といろいろ関係があると言うことで東京駅ステーションホテルをよく使っていたので私も真似をしてそこを使ったお話しをしました。昔のステーションホテルにはBarキャメリアというのがあってこれは13番線の中央線にホームが向いているので終電車に慌てて走る人を見ながら酒を飲むと言う人の不幸は蜜の味と言う素敵なお酒を飲むところでした。今はそのBarは下の中央郵便局のほうに向かってできているのでもうつまらない。

その中央郵便局にできたKitteの展望台でワークショップをしました。爺の思い出話ですが55年前だから結構リアルで皆さんよく聞いてくれた。参加者の写真家の芦沢さんが8 × 10インチのカメラを持ってきて撮影しようとしたらセキュリティーの人に三脚は使用禁止ですと言われました。

40年ほど前にマンハッタンで8 × 10インチで撮影をしていていろいろ面白いことがありました。三脚を立てていけないところは適当な新聞の自販機とかゴミ箱とかの上にカメラを置いて撮影すれば問題なし。

三脚禁止の場合はこれでわかるように私が8 × 10インチのカメラを手でホールドしているのです。人間三脚。Noteなので画面が切れていてよく分かりませんがちゃんと2本の足を開いて立っていてホールディングをよくしています。大昔バチカンのシスティーナ礼拝堂のライブをパノラマカメラで露出は2分の1で最後の審判のでかい絵画を撮影していた時にセキュリティーの人が三脚使用禁止ですと言ったのです。

その時私はPanonパノラマカメラにライツの小型三脚が付いていたのでこれは三脚ではありません。カメラの1部ですと言い張って撮影を強行しました。本人が3脚ではないと言っているのだから広島の1億5000万円の有罪の連中が自分でお金を計算して潔白と言っているようなものだね。

東京駅上空での8 × 10インチの撮影はうまくいきました。1970年代にアメリカで活躍していたニコラスニクソンと言う人がいてこの人はマンハッタンのストリートスナップを8 × 10インチの手持ちで取るのです。私も真似をしてマンハッタンでやったことありますが逆に撮影されている人はスナップされたと気がつかないんですね。

それと9イレブン以前のマンハッタンではこれは今でもそうですが地下鉄の構内に三脚を立てるのは禁止です。それでポリスが来る前にいきなり三脚を立てて距離は最初から合わせておいて絞りは16、8 × 10インチのカメラのシャッターを開けた瞬間に分けて持っているオリンパスエックスエーのシャッターを押します大抵8秒位でシャッターが閉じたら同時に8 × 10インチのカメラのシャッターも閉じるわけでそうすると8 × 10インチのカメラをオートマチックの自動露出で撮影することができると言うテクニックをよく使いました。

9イレブンの後は結構うるさくなって10年前ですがいつも乗っているメトロの駅でライカを取り出した瞬間に撮影禁止ですとマイクのでかい音で叱られました。トークンブースのおばちゃんが高倍率のたくさんあるビデオカメラでチェックしているのです。

このショットの撮影はレンズマウント交換1000日回峰行者の伊藤さん。

次回のブラパチワークショップは11月7日午後1時スタートで最近話題の東京凸凹地図のすり鉢地形を巡ります。

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