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ウィーン生活時代にお世話になったソ連製のライカ
1970年代のウィーンの生活でソ連製のライカすなわちZorki やフェドには非常にお世話になった。ライカも持っていたのであるがライカは非常に重要な換金の手段であるからそれは日本に送って友人知人に買ってもらったりした。
その中には有名人もいてかまやつひろしさんなどはライカ好きなのであった。
そうなるとライカが生活のための資源であるから、自分の作品を作るとなるとソ連製のカメラしかないと言うことになる。
何度も書き古した話であるがライカM3の頭ミクロン50ミリとソ連製ライカカメラのゾナーコピーであるジュピター50ミリを並べて同じフィルムで同じ条件で撮影してこれを11× 14インチにプリントしてプロ写真家に見せたらどちらがライカでどちらがソ連製か区別がつかなかった。
それで私のウィーン暮らしの写真集とか写真展はほとんどがソ連製のレンズで撮影されているのである。
ソ連がロシアになって帝国主義の国になるとなかなか冗談通じるカメラ関係者さんがいてこのように赤いレザーを貼ったりして楽しませてくれるのだ。赤の広場から赤旗が降りてからカメラが赤になると言うのはいいね。うず
すばらしいのはこのカメラはネジでネームプレートを外すことができる。それで何も書かれていないネームプレートの反対側にChotokuと書いて取り付けるとカスタムはカメラになってさらに遊べるわけである。
私の写真集はライカがメインと言うことになっているけれどもソ連製のライカと言う意味も含んでいるのだ。
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カメラで本気出す。カメラに本気出す。ついでに写真芸術にも本気出す。2001年5月からスタートしたチョートクカメラ日記です。webマガジンは…
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