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6月第一弾 写真集の作り方ウィーンモノクロームセブンティーズ

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写真集と言うものは、自分が出版してから10年以上理想的には20年ぐらい経過して、それを見返すというのが非常に正しい鑑賞の仕方であると思う。
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#巨大

カメラノート6月第一弾 6 写真集の作り方ウィーンモノクロームセブンティーズ

6 グラフィックの本場のスイスのポスターなどに比べると、ウィーンというか、オーストリアのポスターは、グラフィックデザインからすると、かなり遅れているというのが、いつも私が考えていることだ。ウィーンのポスターが田舎っぽいのは、このように巨大なポスターを展示することがパワーであると言う風な誤解があると言う点にある。日本から来た旅行者でウィーンに到着して1番びっくりするのは、巨大な女性の下着の広告がそこら中にあるので、目がクラクラしてまっすぐに歩けないと言うことであった。その下着メ

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カメラノートスペシャル6月第一弾 7 写真集の作り方ウィーンモノクロームセブンティーズ

7 ウィーンモノクロームセブンティーズの作品の中で、私が気に入っているショットの1つがこれだ。7年間暮らした。ドナウ運河に面した。アパートメントから歩いて2分位のところに巨大な公園のエントランスがある。アウガルテンと言う名前で中にはウィーン少年合唱団の本部があったり、陶磁器のワークショップがあったりする。ウィーン少年合唱団の本部は寄宿舎になっていて、メディアで私も取材に行ったことがある。非常に巨大な庭園であって、皇帝フランツヨーゼフはアウガルテン公園を散歩するのが楽しみだった

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