北朝鮮のスマート・フォーツー及びフォルクスワーゲン・ニュービートルのコピー
このどう見ても明らかにスマート・フォーツーとわかる自動車は、2018年4月6日に開幕した太陽節祝賀国家産業美術展示会でイラストと模型が展示された。
スマート・フォーツーに酷似した謎の自動車(Twitter)
これに加えて、フォルクスワーゲン・ニュービートルに酷似した自動車のイラストも展示された。
太陽節祝賀国家産業美術展示会(わが民族同士)
朝鮮版スマートの概要を見ると、
・蓄電池乗用車
・全長2910mm、車高1785mm、車幅1830mm
・技術的特性…車重700kg、電動機出力は14 kWの直流、蓄電池は96V x150Ahの鉛蓄電池、単結晶シリコンの太陽電池で80W、最大速度は105km /h、一度の充電で走行可能な距離は130km
とのこと。実際のスマートと比較するとサイズが全体的にやや大型化しているが車重は軽い。グリルが大型等微妙な箇所は異なるが、それでも初代(W450)や二代目(W451)に酷似したものになっている。
朝鮮版ニュービートルについてはスペックは一切不明だが、こちらにも蓄電池乗用車と書かれている。あくまでも産業美術作品として学生や創作家等一個人が制作したものであるため実在しないものの、彼らにとってほぼ無縁なデザイン重視の欧州車はウケがいいのだろうか。
参考文献
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